ニュースルーム

2008年02月20日 ニュースリリース

Hondaの薄膜太陽電池を国際太陽電池展に出展

 Hondaは、太陽光発電に関する国際専門展である「第一回 国際太陽電池展(PV EXPO)」(会期:2008年2月27日〜29日、会場:東京ビッグサイト、主催:リード エグジビション ジャパン株式会社)に、太陽電池システムを出展する。

 Hondaが出展する独自開発の薄膜太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に優しい太陽電池で、昨年10月より、Hondaの100%子会社である(株)ホンダソルテックで量産を開始し、全国で販売を展開している。

 開催期間中(2月29日)の専門技術セミナーにおいて、ホンダソルテックの社長(数佐 明男)が、事業展開について講演を行う予定である。

 Hondaは、二輪・四輪・汎用製品の生産・使用時におけるCO2排出削減に加え、家庭用小型コージェネレーションユニットや薄膜太陽電池など、家庭でエネルギーを創り出す製品の展開にも力を入れ、地球温暖化防止に向けた全方位での取り組みを強化している。

  • *太陽電池に関するあらゆる新製品・設備・最新技術を一堂に集めた国際専門展。今回は、同じリード エグジビション ジャパン主催の、燃料電池世界最大の専門展「FC EXPO」と同時開催することで、燃料電池、太陽電池双方の新エネルギーの普及促進の貢献を狙う。

太陽電池モジュール諸元

  HEM125PA HEM115PA
セルの種類 CIGS
最大出力(W) 125 115
外形寸法(mm)幅×奥行き×高さ 1,417×791×37
質量(kg) 14.3
希望小売価格(税込み価格) 60,375円 52,290円
(税抜き価格) (57,500円) (49,800円)
  • *標記の数値はAM1.5、日射強度1kW/m2、モジュール温度25℃でのHonda計測値です。
  • *周囲温度範囲40℃〜-20℃
  • *実使用時の出力は、日射強度、設置条件(方位、角度周辺環境)、地域及び温度条件により異なります。

(株)ホンダソルテック概要

設立

2006年12月1日

本社所在地

熊本県菊池郡大津町大字平川1500番地
(本田技研工業株式会社 熊本製作所敷地内)

営業拠点所在地

埼玉県和光市

資本金

40億円

出資形態

本田技研工業株式会社 100%出資

代表者

社長 数佐 明男(かずさ あきお)

従業員数

約150人(フル生産時)

生産能力

約27.5メガワット/年(3kWシステムで約9,000軒分)