Hondaは、2005年の2輪世界選手権シリーズならびに国内選手権シリーズのそれぞれのレース参戦体制を以下の通り決定した。
モータースポーツ活動は、Hondaの「チャレンジングスピリット」の原点であり、常に自らの夢や志を高く掲げ、「先進創造へのチャレンジ」を続けることで、お客様とともに夢と感動を提供していく。
2005年の2輪レース活動は、ロードレース世界選手権最高峰のMotoGPクラスでのライダータイトルの獲得を狙うとともに、メーカータイトルの連覇、各カテゴリーのチャンピオン獲得を目指し参戦する。
世界選手権
ロードレース
FIM2005ロードレース世界選手権シリーズ
FIM2005ロードレース世界選手権シリーズのMotoGPクラスには、ライダーとメーカー部門のダブルタイトル獲得を目指し、今年4年目を迎え更に熟成を図った’05モデルのHonda RC211Vを7台投入する。また、250ccクラスには昨年創設した「Honda Racing スカラーシップ」(ライダー育成奨学制度)第1期生の青山博一に引き続き第2期生として、昨年の全日本選手権シリーズGP250クラスチャンピオンの高橋裕紀を派遣し、3チーム6台が参戦する。
MotoGPクラス
参戦チーム | ライダー | |
Repsol Honda Team | #3 | マックス・ビアッジ(イタリア) |
#69 | ニッキー・ヘイデン(アメリカ) | |
Team Telefonica Movistar Honda MotoGP | #15 | セテ・ジベルノー(スペイン) |
#33 | マルコ・メランドリ(イタリア) | |
Camel Honda | #4 | アレックス・バロス(ブラジル) |
#12 | トロイ・ベイリス(オーストラリア) | |
Konica Minolta Honda Team | #6 | 玉田 誠(日本) |
250ccクラス
参戦チーム | ライダー | |
Team Telefonica Movistar Honda 250cc | #1 | ダニエル・ペドロサ(スペイン) |
#73 | 青山 博一(日本) | |
Team Scot | #34 | アンドレア・ドヴィツィオーゾ(イタリア) |
#55 | 高橋 裕紀(日本) | |
Team Fortuna Honda | #80 | へクトール・バルベラ(スペイン) |
#48 | ホルヘ・ロレンゾ(スペイン) |
トライアルレース
FIM2005トライアル世界選手権シリーズ
昨年、藤波貴久が日本人初のシリーズチャンピオンを獲得し、ライダーとメーカー部門のシリーズタイトルを5年連続で獲得したトライアル世界選手権には、新開発の4ストロークエンジンを搭載したMontesa COTA 4RTを3台投入し6連覇を目指す。
参戦チーム | ライダー | |
Repsol Montesa HRC | #1 | 藤波 貴久(日本) |
#2 | ドギー・ランプキン(イギリス) | |
#5 | マーク・フレイシャー(スペイン) |
MTBダウンヒルレース
2005年UCIワールドカップMTBダウンヒル/NORBAナショナル選手権シリーズ
昨年、チャレンジ初年度であったがデビューレースで優勝したUCIワールドカップMTBダウンヒルと、シリーズタイトルを獲得のNORBAナショナル選手権シリーズに引き続きワークスマシンHonda RN01を2台投入し、UCIワールドカップMTBダウンヒルのシリーズタイトル獲得を目指す。
参戦チーム | ライダー | |
Team G Cross Honda | #9*1 | グレッグ・ミナー(南アフリカ) |
#11*1 | マティー・ライコネン(フィンランド) |
(注:*1) UCIワールドカップMTBダウンヒル出場時のゼッケン
国内選手権
ロードレース
2005年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ
昨年4クラスでシリーズチャンピオンを獲得した全日本ロードレース選手権シリーズでは、(株)ホンダモーターサイクルジャパンと(株)ホンダ・レーシングがHonda販売店による運営チームを中心にサポートする。JSB1000クラスにHonda CBR1000RR、ST600クラスにHonda CBR600RR、GP250クラスにHonda RS250R、GP125クラスにHonda RS125Rで参戦し、シリーズチャンピオンの連覇を目指す。
- * 主なHondaチーム及び参戦ライダーは、(株)ホンダモーターサイクルジャパンより発表。
モトクロスレース
2005年MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ
全日本モトクロス選手権IA1*2クラスには、4ストロークマシンHonda CRF450Rを2台投入。IA2*3クラスには、4ストロークマシンHonda CRF250Rを1台投入し、両クラスでのチャンピオンを目指す。
参戦チーム | ライダー |
TEAM HRC | IA1クラス 辻 健二郎(日本) |
IA1クラス 増田 一将(日本) | |
IA2クラス 福留 善秀(日本) |
(注:*2) 排気量の上限が、2ストロークは250cc、4ストロークは450cc。
(注:*3) 排気量の上限が、2ストロークは125cc、4ストロークは250cc。
- * 主なHondaチーム及び参戦ライダーは、(株)ホンダモーターサイクルジャパンより発表。
トライアルレース
2005年MFJ全日本トライアル選手権シリーズ
全日本トライアル選手権シリーズでは、(株)ホンダ・レーシングが(株)ホンダモーターサイクルジャパンと連携しHondaライダーをサポート。新開発4スロークエンジンを搭載したHonda RTL250Fでシリーズチャンピオンの獲得を目指す。
- * 主なHondaチーム及び参戦ライダーは、(株)ホンダモーターサイクルジャパンより発表。
MTBダウンヒルレース
2005年JCF*4ジャパンシリーズ/マウンテンバイク全日本選手権大会
JCFジャパン・シリーズとマウンテンバイク全日本選手権大会には、ワークスマシンHonda RN01を2台投入し、シリーズタイトル獲得を目指す。
- *(注:*4) JCFとは日本自転車競技連盟。
参戦チーム | ライダー | |
Team G Cross Honda | #2 | 内嶋 亮(日本) |
#4 | 井手川 直樹(日本) |