ご参考
Hondaは、ネパールにおいて四輪車の販売を開始、4月20日にはカトマンズに新設されたショールームにおいて営業開始の式典を行なった。
Hondaは1965年より、シャカール・カンパニー・リミテッドをディストリビューターとして、ネパールにおける二輪車・汎用商品の販売を行なってきたが、四輪車においても同社とディストリビューター契約を結び、販路を確立した。取扱商品は、インドの生産拠点であるホンダ・シエル・カーズ・インディアから輸入するシティに加え、日本よりシビック、アコード、CR-Vなどを投入する予定で、初年度は100台程度の販売を目指す。
ネパールは、近年の経済発展によって四輪車市場も拡大基調にあり、乗用車の市場規模は年間約5,000台と推定される。このネパールの四輪車市場に参入することで南西アジア地域での四輪車事業を強化する。Hondaは、インドに四輪、二輪および汎用製品の生産拠点を持ち、インド国内および周辺国への製品供給を行なっており、四輪車では現地生産車「シティ」をスリランカやバングラデシュに輸出している。
シャカール・カンパニー・リミテッド概要
会社名
シャカール・カンパニー・リミテッド(Syakar Co. Ltd.)
代表者
パドマ・ジョティ
資本金
1千万ルピー
業務内容
Hondaの二輪・四輪・汎用製品の販売、アフターサービス
Hondaとの取引開始
1965年
- *シャカール・カンパニー・リミテッドは製造業・流通・金融・サービス業にわたるネパール有数の財閥ジョティグループ傘下の企業。