Hondaは1996年の発売以来、主に自動車教習所の大型二輪免許取得時や二輪ライダーの再教育用などに使用され、評価の高い安全運転教育用二輪ライディングシミュレーター(模擬運転装置)をフルモデルチェンジし、7月18日より発売する。

Honda二輪ライディングシミュレーター
初代の二輪ライディングシミュレーターは国内・海外合わせて200台以上が普及し、いろいろな二輪車の車両特性に対する理解や実施が困難な路上実技教育に代わる危険予測トレーニング用としてその役割を果たしてきた。
二代目となる新型二輪ライディングシミュレーターでは、コンセプトはそのままに教育用として必要な機能をさらに進化させ、同時にコンパクト化と低価格化することで魅力を高めた。
二輪ライディングシミュレーターの主な特長
- 1)座席部分に埋め込まれた運転者の体重移動を検知するリーンセンサーを進化させ、より自然なハンドル操作感とコーナリング感覚を実現した。
- 2)映像画面を従来タイプより4インチ拡大して56インチとし、より自然な視界を再現。また、建物や背景をより実物に近づけるよう映像処理を施した。
- 3)ソフト上の車両特性変更はもちろん、座席とタンクを交換可能とすることで原付から大型二輪車まで対応。乗車姿勢や操作感覚もより実車に近づけた。
- 4)全体の大きさを大幅にコンパクト化するとともに低価格を実現した。
販売計画台数(国内)
3年間で300台
本体価格
580万円(本体、標準ソフト)
*標準ソフトには「危険予測体験編」、「二輪特性体験編」、「法規走行体験編」含む
*輸送・据付費、消費税は別費用
オプションソフト価格
・高速道路体験編
100万円
・夜間モード
50万円
・霧モード
50万円
※価格はすべてメーカー希望小売価格です。
発売開始日
7月18日
販売保守
本田技研工業(株)安全運転普及本部教育機器課
※製品に関するお問い合わせは安全運転普及本部教育機器課までお願いします。
(電話:042-955-5831
以上