* 本田技研工業(株)のインドの合弁会社であるヒーローホンダ(本社:インドニューデリー市、社長:ブリジモハン・ラル)は、ニューデリーにてインド時間2001年4月12日午前9時30分(日本時間同午後1時00分)に以下を発表いたしましたのでその内容をご案内いたします。
<ご参考>
Hondaのインドにおける合弁会社であるヒーローホンダは、3月21日で過去最高の年度内生産100万台を達成し、4月13日記念式典を行う。

JOY
ヒーローホンダは、1985年の生産開始以来、累計で430万台(2001年3月現在)の二輪車を生産、2000年度には約103万台を販売した。同社はインドにおける二輪車のトップメーカーとなり、またホンダの全世界の二輪車生産拠点の中でもっとも生産販売台数の多い拠点である。主力モデルの「スプレンダー」に加え、1月には「パッション」を発売。加えて、ベーシックな実用モデルでありながら流れるようなラインのデザインを取り入れた新型モデル「ジョイ(JOY)」を本日発表し、4月13日より販売する。こうした新製品の積極的な投入や整備された420拠点の販売ネットワークにより、2001年度は前年比16.5%増の120万台の販売を計画している。
インドの二輪車市場は中国に次ぐ世界第二の大市場で、2000年の全体市場は約387万台、そのうちオートバイ市場は約214万台である。かつてはインドはスクーター中心の市場であったが、93年に発売開始されたヒーローホンダの人気機種であるオートバイ「スプレンダー」の積載性のよさや取りまわしやすさ、メンテナンスの簡単さなどの実用性が市場でお客様に徐々に評価され、2000年には64.5万台の販売を記録し、このモデルがインド市場において大幅にオートバイカテゴリーを拡大させるけん引役となった。
(*ここでいうオートバイというのはまたがって乗るタイプのもの、スクーターというのは足を揃えてのるタイプのものであり、インドの二輪車市場は大きくこの二つのカテゴリーにわけられる)
ヒーローホンダ概要(Hero Honda Motors Ltd.)
設立
1984年1月
資本金
3億9,937万5千ルピー(約11.6億円)
出資比率
本田技研工業株式会社 26%
ヒーローグループ(Hero Group) 26%
その他(上場分) 48%
所在地
インドニューデリー市
代表者
社長 ブリジモハン・ラル(Brijmohan Lall)
従業員
約3,800人
主要生産機種
スプレンダー(Splendor)100cc、パッション(PASSION)100cc、CD100、CBZ、STREET
(* 1ルピー=2.9円 2001年4月5日現在)