Honda陸上競技部の小山直城選手が
ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズチャンピオンを2年連続で獲得

 Honda陸上競技部の小山直城選手が、「ジャパンマラソンチャンピオンシップ(以下、JMC)シリーズⅣ」にてチャンピオンを獲得しました。昨年のシリーズⅢに続き、2年連続でのチャンピオン獲得は、同アワード史上初となります。

 小山選手は、駅伝と両立をしながらマラソンの舞台でチャレンジを続けており、昨夏には世界最高峰のレースに初めて挑戦しました。思い描いていた結果には届きませんでしたが、世界の強さを実感したことで、より高みを目指し、ケニアでの高地合宿など新たなトレーニングに挑戦しています。

 夢を原動力に競技と真摯に向き合い、成長を続け、果敢にチャレンジする小山選手の姿勢が、2シリーズ連続のチャンピオン獲得につながりました。

 Hondaはこれからも「スポーツ活動を通じて挑戦する人々を増やし、あらゆる人の人生を豊かにする」というビジョンのもと、夢の実現に向けてチャレンジするアスリートを応援していきます。

JMCシリーズ:選手強化とマラソン界の活性化を目指し、国内における公認マラソン大会の体系化を図ることを目的として、日本陸上競技連盟が2021年秋に創設した新たな仕組み。1つの年度を「期」、2期分を「シリーズ」として、2年間のシリーズ総合成績を争う。シリーズ総合成績は、JMCシリーズ対象大会における記録と順位をポイント化した「パフォーマンスポイント」の2大会分の合計得点で決定し、この2大会の合計得点を「JMCポイント」と言う。シリーズⅣは、2023年4月~2025年3月が対象期間となる

小山直城選手のコメント

「JMCシリーズⅢに続き、シリーズⅣでもチャンピオンを獲得できたことを大変うれしく思います。今年度はパリオリンピックと大阪マラソンに出場しましたが、どちらも自分の目標としていた結果には至らず、苦しいレースとなりました。しかし、今までの競技生活で初めて、アメリカ・ボルダー、ケニア・イテンでの海外合宿という貴重な経験ができ、多くの学びを得ることができました。これらの経験は今後の競技に大きく役立つと感じています。2年連続でチャンピオンを獲得できたのは、支えてくださったたくさんの方々のおかげです。これからもさらに成長できるよう努力を続け、さまざまなレースに挑戦していきます。引き続き、皆様のご声援をよろしくお願いいたします」

小山直城(こやま なおき)選手 プロフィール

生年月日:
1996年5月12日(28歳)

出身:
埼玉県

経歴:
松山高校 – 東京農業大学 – Honda陸上競技部

<主な戦績>

2025年

・第13回大阪マラソン 35位 2時間10分13秒

2024年

・第12回大阪マラソン 3位 2時間06分33秒(自己記録更新)
・第33回オリンピック競技大会(パリ2024オリンピック)23位 2時間10分33秒

2023年

・東京マラソン2023 15位 2時間08分12秒
(マラソングランドチャンピオンシップ(以下、MGC)出場権獲得)
・第43回ゴールドコーストマラソン2023 優勝 2時間07分40秒(大会新記録)
・MGC 優勝 2時間08分57秒(パリ2024オリンピック出場権獲得)

2022年

・東京マラソン2021 22位 2時間08分59秒(初マラソン)
・仙台国際ハーフマラソン2022チャレンジレース 3位 1時間02分07秒(日本人1位)
・北海道マラソン2022 11位 2時間14分20秒

2021年

・第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権 10,000m 7位 28分01秒42(日本人1位)