企業・団体の交通安全への取り組み評価指標
「FIA Road Safety Index」において最高ランクの「3スター」を獲得

 Hondaは、FIA※1が定める企業・団体の交通安全への取り組みの評価指標である「FIA Road Safety Index」において、自動車業界で初めて最高ランクの「3スター」を獲得しました。
 モロッコのマラケシュで開催された「第4回交通安全に関する世界閣僚会議」(現地時間2025年2月18日~20日)の併催イベント「Challenge 2030: Achieving the Global Road Safety Goals」(現地時間2025年2月17日)において授賞式が行われ、受賞結果が発表されました。

「FIA Road Safety Index」授賞式
「FIA Road Safety Index」授賞式
「FIA Road Safety Index」3スター獲得
「FIA Road Safety Index」3スター獲得

 FIA Road Safety Indexは、企業や団体の事業活動が交通安全に与える影響を可視化・評価し、より持続可能な道路交通を実現することを目的とした新たな指標です。各企業や団体の交通安全目標の設定やコミットメント、バリューチェーン全体における交通事故死傷者数などをもとに総合的に判断、評価します。
 また、この指標は、原材料調達から製品の開発・製造、お客様へ製品をお届けするまでの、自社の企業活動を対象とする「サプライチェーン評価」と、製品を対象とする「製品・サービスの安全関連評価」の2つの領域を評価対象としています。Hondaは、自動車業界で初めて両領域に対する監査を実施し、いずれにおいても最高ランクである3スターを獲得※2しました。

 Hondaは、道を使う誰もが事故に遭わない社会の実現に向け、「Safety for Everyone」のグローバル安全スローガンのもと、ハード・ソフトの両面で安全への取り組みを行っています。このマイルストーンとして、2030年には全世界でHondaの二輪車・四輪車が関与する交通事故死者半減※3、2050年には交通事故死者ゼロという高い目標の達成を目指しています。
 今回の3スターの獲得においては、Hondaが交通安全に対する強いコミットメントを示し、長期的な戦略に基づいた取り組みを行っている点や、バリューチェーンにおける交通事故死者数・重傷者数を、年齢、道路利用者区分ごとにフットプリントとして把握している点などが高く評価されました。

 Hondaは、長年にわたる安全の取り組みで培ってきた知見を生かし、交通安全への取り組み評価指標の標準化についても積極的に支援することで、ESG(環境・社会・ガバナンス)の観点においても、交通安全を軸とした社会課題の解決に貢献し、「自由な移動の喜び」と「豊かで持続可能な社会」の実現に向けて安全に取り組んでいきます。

Fédération Internationale de lʼAutomobile(国際⾃動⾞連盟)の略称

今回のHondaの評価対象は日本国内における二輪車・四輪車の生産・販売に関わる業務

2020年比で、2030年に全世界でHondaの二輪・四輪が関与する1万台当たりの交通事故死者数を半減

FIA 自動車モビリティ事務総長 ウィレム・グルーネワルド氏のコメント

「安全は、モータースポーツにおいても一般の道路利用者のための活動においてもFIAのミッションの根幹をなすものです。FIA Road Safety Indexを通じて企業が交通安全への影響を把握し改善することを支援します。今回、Hondaが自動車および二輪車のメーカーとして初めて、サプライチェーン評価と製品・サービスの安全関連評価の両領域で、最高評価である3スターを獲得したことを発表できることをうれしく思います。Hondaは、交通安全の継続的向上に向けた取り組みを促進する企業文化を築くことに強いコミットメントを示しています」

本田技研工業株式会社 経営企画統括部 安全企画部長 髙石秀明のコメント

「このたび、当社の長年にわたる安全の取り組みが評価されたことを大変誇りに思います。私たちは、安全な二輪車・四輪車の開発だけでなく、50年以上にわたる安全運転普及活動を通じて、お客様に正しい乗車方法や安全に関する知識を広めることにも注力してきました。FIA Road Safety Indexは、Hondaの安全への真摯な取り組みを客観的に示す有力な指標です。こうした安全の取り組みが多くの企業や団体へと広がることで、世界中の交通事故低減につながることを期待しています」