∗作動イメージ

リズミカルなエンジンサウンドで走りの爽快感を

e:HEV(イー・エイチ・イーブイ)の爽快な走りを実現するため、車速とエンジンサウンドを連動させる制御が「リニアシフトコントロール」です。
車速の上昇に合わせて心地よいエンジンサウンドがリニアに盛り上がり、有段トランスミッションのようにリズミカルにシフトチェンジするようなエンジンサウンドで、爽快な加速を全身に感じさせます。

どんな技術?

e:HEVが搭載するガソリンエンジンの主な役割は発電です。
高速クルージング時などでエンジン駆動することもありますが、通常はモーター駆動で走行しています。
そのため、発電時のエンジンサウンドと体感する加速Gにズレが生じてしまい、ドライバーに違和感を与えてしまいます。
「リニアシフトコントロール」は、実際の走りに合わせたエンジンサウンドと、シフトチェンジするようなリズミカルなエンジンサウンドにより、ドライバーの感覚にあった気持のよい走りを提供します。

技術の仕組み

今までのハイブリッドシステムは、アクセルを踏み込んでも発電のためにエンジン回転数を一定に制御し、燃焼効率を向上させていました。
しかし、そのエンジン回転数が増大するときのエンジンサウンドと実際の加速Gとが連動しないため、ドライブフィールを悪化させることがありました。
この「リニアシフトコントロール」はHondaらしい爽快な走りを提供するため、走行状態に連動するようにエンジン回転を緻密に制御します。また、パワーメーターとも連動することで、加速Gと視覚と聴覚が連動したドライバーの感性にマッチする走行フィールを楽しむことができます。
これは、高出力モーターと燃焼効率の高いエンジンとの組み合わせであるe:HEVだからこそ可能とする制御です。

この記事は面白かったですか?

  • そう思う
  • どちらともいえない
  • そう思わない

テクノロジーリニアシフトコントロール