MONTHLY THE SAFETY JAPAN●2001年3月号


特集:効果検証を活かした 安全運転普及活動のあり方
           〜二輪編〜



状況の変化に応じた
プログラムの組み立てが必要に 

樗澤光義

交通教育センターレインボー<埼玉>

 初めて大型二輪でHMSに参加されるお客様は、自信がなくて来られた方が大半なので、車体が大きく、重くなれば操縦性・安定性も変わるといった大型二輪と普通二輪の違いを教えていかなくてはなりません。ですから、技術的にも知識的にも、ある程度自信がつくようにプログラムを組んでいます。ただし、繰り返し受講するようになると、いくらか運転できるようになり、それが過信につながるのかもしれません。そういったことを含めて今後も様々なカリキュラムを検討していく必要があります。
橋田さん
継続的に適切なアドバイスが
受けられる安全活動が大事に

鵜木ゆみこ

本田技研工業安全運転普及本部

どの安全活動も安全意識活動のきっかけになっても、1回の教育やトレーニングですべてが身につくことはありません。お客様が二輪と付き合っていくその段階に応じて適切なアドバイスが受けられるような継続的な活動が、スクールにしても販売店のアドバイスにしても大事になってくると思います。
今号ではこのほかお客様の安全アドバイスに対する調査結果 をデータ、グラフで紹介しています。


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