2001年1月号

(財)交通事故総合分析センターは交通事故を運転者・道路・車両の3要素からマクロ統計分析とミクロ調査分析を行なうことを事業の主な柱としています。また、厚底靴など身近なテーマやチャイルドシートなど社会変化に応じた特定のテーマに関わる調査分析も適宜行ない、一般ドライバーに事故の具体的な防止策を提供し、注意を呼びかけています。 身近なテーマとして昨年10月発表されたのが、同センター研究部研究第二課長の菊澤朋巳さんによる「高速道路における冬期交通事故特性」です。 菊澤さんは交通事故統計データによるマクロ分析とミクロ分析による事故例調査を基に、冬期交通事故の特性と事故発生要因の分析を行ないました。「高速道路の雪道でのミクロ調査は今回が初の取り組み」という菊澤さん。事故例調査は関越自動車道で行なわれ、菊澤さんら事故調査員が高速警察隊と事故現場に同行して、発生地点での道路環境・車両関係の調査および当事者への聞き取り調査を実施しました。 今号ではその調査分析結果や高速道路における冬期交通事故の防止策などを紹介しています。

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