TOMODACHI Honda プログラム

TOMODACHI Honda
グローバル・リーダーシップ・プログラム
2019活動レポート

2週間のプログラムを終え、
高校生たちの気持ちに訪れた変化は?

プログラムを終えて
不安と期待を胸に日本を出発して、遠いアメリカで、たくさんの夢の力に触れた高校生たち。彼らの夢に対する気持ちは、一体どのように変化したのでしょうか。3名の成長をまとめました。
桐越海汐くん
(高校3年生)
エンジニアになって、介護の現場を救いたい。
介護用ロボットのエンジニアを目指している桐越海汐くん。今回、Hondaのオハイオ工場を見学する中で、気づいたことがあるそうです。分野の違うクルマ作りの現場から、何を感じたのでしょうか。
介護用ロボットのエンジニアを目指している桐越海汐くん。今回、Hondaのオハイオ工場を見学する中で、気づいたことがあるそうです。分野の違うクルマ作りの現場から、何を感じたのでしょうか。

ビフォー・アフター

Before
僕の出身の秋田県は「県民1人当たりに占める65歳以上の割合」が全国で1番多く、介護現場が問題視されています。でも、介護ロボットを導入すれば、高齢者の方や障がい者の方もみんなが快適に生活できるようになる。ロボットと介護について学ぶことで、どんな生活にも対応できる介護ロボットを製造できるようになりたいです。
After
介護用ロボットのエンジニアになるという夢は変わっていません。でも、Hondaのオハイオ工場を見学し、エンジニアの方々の話を聞く中で、人を幸せにするためには、多角的にニーズを理解することの重要性を学びました。色んな分野の勉強をして、みんなに喜びを与えられるようなロボットの開発がしたいです。

2週間のプログラムを振り返って

渡米、工場見学、「The Power of Dreams」発表、ホームステイなど、全てのことが刺激的でした。なにより、この2週間を一緒に過ごした仲間との出来事が、自分の夢に対する想いだけでなく、人生観を変えてくれました。この経験を生かし、あらゆるニーズに対応できる優秀なエンジニアを目指して頑張ります。また、このプログラムで学んだことを多くの人に共有し、拡散していきたいです。

夢の実現に向けて

正直、夢なんてまだ先のこと、と思いつつ渡米しましたが、アメリカのスケールの大きさ、工場で働く人の楽しそうな顔、働いている人との交流で、自分が今できることは何なのかを見つけることができました。僕の夢は、誰もが住みやすい街を作ること。日本は今後、少子高齢化社会がさらに進み、介護の世界の大変さが増していきます。僕は、その介護の現場を救いたい。
少子高齢化が著しく発展している秋田に住む自分だからこそ分かる介護現場の大変さを、少しでも改善できるように、今やっている学校での一般科目はもちろん、専門科目も高い意志を持って学習していきます。また、夢の実現のために今できることを全力で頑張ります。
The Power of Dreams.
高校生たちの夢への挑戦は、まだ始まったばかりです。
Hondaは今後も、夢を求めて実現していこうとする人々を
応援していきます。
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