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2007年11月02日 ニュースリリース

Honda、米国での四輪車生産25周年を迎える

* Hondaの米国現地法人であるホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(所在地:オハイオ州、社長:浜田昭雄)は、現地時間2007年11月1日(木)午前9時00分(日本時間同日23時00分)、以下を発表しましたので、その内容をご案内致します。

<ご参考>
 日本の自動車メーカーとして初めて米国で四輪車生産を開始したホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(HAM)のメアリズビル四輪車工場は、1982年の生産開始から25周年を迎えた。また、今月には累計生産台数900万台を達成する見通しである。

 メアリズビル四輪車工場は、1982年11月1日のアコード生産開始以来、北米におけるHondaの重要な生産拠点としてアコードの生産を継続すると共に、アキュラブランドのTLやRDXを追加するなど現地生産を拡大してきた。メアリズビル四輪車工場と1989年に稼動を開始したイーストリバティ四輪車工場の生産を合計すると、Hondaは四輪車生産台数でオハイオ州最大の自動車メーカーとなる。また、これらの工場やHondaのカナダ、メキシコの工場向けに四輪車用エンジンを生産しているHAMアンナ・エンジン工場は、今年5月に生産累計1,500万基を達成している。HondaはHAMのほかに、オートマチック・トランスミッション生産会社、研究開発機関、エンジニアリングセンター、地域統括部品配送センター、その他の支援業務の拠点をオハイオ州内に構えており、同州内における雇用総数は1万5,000人を超える。

 Hondaは現在、北米6ヵ所の工場で四輪車生産を行っており、2008年秋には現在インディアナ州で建設を進めているホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・インディアナがシビックの生産を開始するなど、現地生産の拡大を図っている。新工場での生産が始まる2008年には、Hondaの北米における年間生産能力は160万台以上に拡大される。また、Hondaの北米における雇用総数は3万7,000人を超え、北米地域への投資総額は90億ドルに上る。

 Hondaは、生産の現地化に加え研究開発分野の現地化も進めている。米国での研究開発機関であるHonda R&D Americas, Inc.(HRA)は、1975年にマーケットリサーチ部門としてカリフォルニア州に設立され、その後30年にわたり、北米での販売拡大にあわせて研究・開発機能を強化している。HAMで生産しているエレメント、アキュラTLを始め、アキュラMDX、リッジライン、パイロット、シビッククーペ、シビックSiなどは、すべてHRAで開発した。今後もHondaは、米国のお客様の期待を超える先進的な商品を供給するために現地での開発・生産体制を強化していく。

ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(Honda of America Mfg., Inc.)概要

設立

1978年

生産開始

二輪車 1979年、四輪車 1982年

代表者

浜田 昭雄(ハマダ アキオ)

所在地

米国 オハイオ州

事業内容

二輪車、四輪車、およびそのエンジンの生産

従業員数

約12,500名(内メアリズビル四輪車工場:5,300名)

主な生産機種

四輪車

メアリズビル四輪車工場・・・アコード、アキュラTL、アキュラRDX
イーストリバティ四輪車工場・・・シビック、CR-V、エレメント

二輪車

ゴールドウイング、VTXシリーズ

生産能力

四輪車68万台(内メアリズビル四輪車工場44万台)、 四輪車エンジン115万基、二輪車7.5万台