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2004年09月09日 ニュースリリース

Honda、新型アキュラSUVをオハイオ工場で生産

<ご参考>
 ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(略称:HAM 本社:オハイオ州メアリズビル 社長:平島凰希)は、2006年に販売開始予定の新型アキュラSUVの生産をHAMで行うことを発表した。この新型SUVは、現在のアキュラ・チャンネルのラインナップの中ではMDXよりも小型のモデルとなる予定で、同チャンネルの機種構成をさらに強固なものとする。この新型SUVの投入で、Hondaの北米における高級車ブランドであるアキュラモデルの現地生産車は、TL、MDX、ELに加えて4機種となる。 

 1998年にカナダでオデッセイの生産を始めて以来、Hondaは、5機種の北米専用ライトトラックの生産を現地で立ち上げて来た。北米におけるHondaのライトトラック機種の販売は、年間50万台を越えるまでに成長している。HAMの四輪工場では、従来主に乗用車を中心に生産してきたが、今回、フレキシブルな生産ラインの特長を活用し、現在生産しているライトトラックのエレメントに加えて新型アキュラSUVを投入することにより、乗用、ライトトラックの両カテゴリーの市場のニーズに更に柔軟に対応できるようになる。 

 Hondaは「需要のあるところで生産する」という基本理念の元、世界各地で生産の現地化を進めてきた。北米においては、1979年にオハイオ州メアリズビルにて二輪車の生産を開始して以来、その歴史は今年9月10日に25周年を迎える。二輪生産開始の3年後には同じくオハイオ州メアリズビルで日本の自動車メーカーとして初めて乗用車(アコード)のアメリカ現地生産に踏み切り、以降、シビック、アキュラTL、オデッセイ、パイロットなど、北米ビジネスの要となる機種を現地生産し、また能力を拡充してきている。 

 現在Hondaの北米における四輪車生産拠点は、HAMのメアリズビル(年産能力44万台、生産機種:アコードセダン、アコードクーペ、アキュラTL)、イーストリバティ(年産能力24万台、生産機種:シビックセダン、シビッククーペ、エレメント)に加え、カナダ(年産能力39万台、生産機種:シビックセダン、アキュラEL、アキュラMDX、パイロット)、アラバマ(年産能力30万台、生産機種:オデッセイ、パイロット)、メキシコ(年産能力3万台、生産機種:アコード)の5つの工場があり、合わせて年産140万台の生産能力を持つ。また、エンジンを全数現地生産し、オートマチックトランスミッションについても8割以上をオハイオにて生産している。 

 Hondaは二輪、四輪、汎用、部品、合わせて北米に12の生産拠点を持つ。生産、開発、販売、物流などを合わせた北米事業への累計投資額は約80億ドルを超え、北米での直接雇用は30,000人以上となっている。 

以 上