Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州 トーランス、社長:近藤広一)は、2004年4月7日11時25分(米国東部時間)に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。
アメリカン・ホンダモーターは、ニューヨーク国際自動車ショー(プレスデー:4月7日~8日、一般公開日:4月9日~18日)において、アキュラ「RLプロトタイプ」を発表した。
RLプロトタイプは前・後輪の駆動力配分制御と後輪左右駆動力の独立制御により走行状況にあわせて四輪すべてに最適な駆動力を瞬時に自在に配分する、世界初の四輪駆動力自在制御システム「SH-AWD※」を採用している。またエンジンは最高出力300馬力を発生する3.5L V型6気筒VTECエンジンを搭載し、運転する楽しさ「ドライビング・プレジャー」を高い次元で実現している。
エクステリアは前傾したベルトラインやショートデッキによるウェッジシェイプを強調しており、なめらかで高い走行性能を表現するデザインとなっている。現行のアキュラRLに比べ全長を短く、全幅を広くし、20インチアルミホイールやハイパフォーマンスタイヤを装着するなど、RLプロトタイプのアグレッシブなイメージを際立たせている。インテリアにはレザーと本木目をあしらい、スポーティ感とラグジュアリー感を兼ね備えたものとなっている。
トランスミッションはシーケンシャルスポーツシフト付き5速オートマチックで、ステアリングホイールにあるパドルシフトでのシフト操作も可能となっている。
また、RLプロトタイプはリアルタイムの交通情報や車両のメンテナンス情報などをナビゲーションシステムのモニターで確認でき、アキュラ顧客センターとの通信も可能な「アキュラリンク」衛星通信システムも搭載している。
アキュラ「RLプロトタイプ」は今秋発売を予定している2005年モデル アキュラRL(北米)とレジェンド(日本)の方向性を示すモデルである。
※SH-AWD:Super Handling All-Wheel-Drive
アキュラ「RLプロトタイプ」の主要諸元・装備
エンジン・駆動系
- ・3.5L V型6気筒VTECエンジン
- ・最高出力300馬力
- ・四輪駆動力自在制御システム「SH-AWD」
- ・シーケンシャルスポーツシフト付き5速オートマチック(パドルシフト付き)
ボディ/シャシー
- ・四輪独立懸架ダブルウィッシュボーン・サスペンション
- ・四輪ディスクブレーキ 4ピストン・ブレーキキャリパー
- ・20インチアルミホイール+255/35R20 ミシュラン・ハイパフォーマンスタイヤ
インテリア
- ・衛星通信システム「アキュラリンク」
- ・アキュラ/BOSE DVDオーディオシステム(10スピーカー)
- ・ハンズフリー無線電話インターフェイス
- ・デジタル衛星ラジオ「XMサテライトラジオ」
- ・車載通信サービス「オンスター」
- ・アキュラ・キーレス・アクセス・システム
安全装備
- ・VSA(ABS+TCS+横滑り抑制)
- ・コンパティビリティ対応ボディ
- ・AFS(アダプティブ・フロントライティングシステム)
- ・運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
寸法
- ・全長 4,915mm
- ・全幅 1,845mm
- ・全高 1,450mm
- ・ホイールベース 2,799mm
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