本田技研工業(株)は、「TUFFUPチューブ」の国内生産車への装着累計本数が100万本※を達成したと発表。
このTUFFUPチューブは、ホンダが世界で初めて開発した二輪車のパンク防止に優れた効果を発揮する二重構造のチューブで、1996年12月に発売したスーパーカブシリーズに初めて採用し好評を得ている。以降、小排気量のチューブタイプ車に順次採用し、3年8ヶ月で100万本(二輪車の生産台数では50万台)の装着累計となった。
今後、装着車の拡大を図り、二輪車のパンク発生に対する不安の軽減と、使い勝手の向上を図っていく予定である。
尚、TUFFUPチューブで培った技術をべースに、本年4月に公表した次世代の安全実験研究車「ASV-2」の3号車(軽二輪スクーター:フォーサイトベース)に、二重構造タイヤを新たに開発し装着している。
※電動アシスト自転車「ラクーン」を含む。海外での生産車は含まず。

TUFFUPチューブ初採用のスーパーカブ50

タフアップチューブ装着車と装着累計台数(2000年8月28日現在)
車種 | 排気量 | 発売時期 | 装着本数累計 | 装着台数累計 |
スーパーカブシリーズ | 50~90cc | 1996年12月 | 724,704 | 362,352 |
リトルカブ | 50cc | 1997年 7月 | 139,692 | 69,846 |
郵政車 | 50~90cc | 1997年 9月 | 82,120 | 41,060 |
ベンリィシリーズ(CD/CL)※ | 50~110cc | 1998年 3月 | 12,360 | 6,180 |
マグナ フィフティ | 50cc | 1999年 2月 | 10,134 | 5,067 |
ラクーンシリーズ | 電動アシスト車 | 2000年 2月 | 30,990 | 15,495 |
合計 | 1,000,000 | 500,000 |
※オーストラリア向け郵政車(CT110)を含む
タフアップチューブの特徴
- 1.液室が常に空気圧で加圧されているため、液室のどの部分に孔が空いても、その孔が塞がるまでパンク防止液が押し出される。
- 2.空気室と液室が互いに独立しているため、修理などでチューブから空気を抜いた時に、防止液がバルブから漏れることが無く、またバルブに防止液が付着して空気漏れを起こすことも無い。
- 3.釘などで孔が空いた箇所が、タイヤの上部に位置したまま長期間経過した場合でも防止液が上部に残るため、気密性が保たれ空気漏れを防止できる。
