モータースポーツに
かける想い
世界の最高峰レースに挑戦
T・Tレースに出場、優勝するために、精魂を傾けて創意工夫に努力することを諸君と共に誓う。」
1954年3月、本田宗一郎は二輪ロードレース世界選手権のマン島TTレースに参戦することを宣言します。
54年といえば、最初の製品である自転車用補助エンジンのA型を生産開始してからたった7年です。
ドリーム、ベンリイ、ジュノオなど二輪商品を拡充していたものの、いきなり世界最高峰のレースに挑むのは無謀と言われてもしかたのない挑戦でした。
しかし、Hondaには創業期から、不可能と思える命題に挑戦する風土があったのです。