Other 2022/11/07
【オフィスツアー#1】六本木オフィス「Honda R&D イノベーションラボTokyo」
2018年、六本木に開設された「Honda R&D イノベーションラボ Tokyo」。ビジネスパートナーや研究機関等との連携を図る共創の場として機能しているオフィスです。今回は、オフィスの環境や働く様子を写真つきで紹介します。
東京の中心に誕生したR&Dイノベーションラボ
Honda R&D イノベーションラボ Tokyoは、「イノベーションを積極的に進める。異業種を呼び寄せ、Hondaの持つ強みを融合させることで、人と調和するテクノロジー社会を実現する」といったベースコンセプトを持つ場として誕生しました。
東京ミッドタウンのワンフロアに本田技研工業と本田技術研究所が共存しており、最先端のサービス企画や研究開発を進める部署が集まっています。
パートナーとの融合やニーズのキャッチにつながる都心のオフィス
六本木といえば、商業施設や文化施設が立ち並び、大手企業が多数本社を構えるなど進化を続ける国際色豊かな街。そんな六本木にオフィスを開設したのは、社内外の垣根を越えてイノベーションを生み出すため。また、多様性に富む環境でお客様のニーズをいち早く吸い上げるためでもあります。
38階のフロア全体がラボになっているので、富士山・スカイツリー・東京タワー・レインボーブリッジなど東京の名所を一望できるのがポイントです。
オフィスでも、出張先でも。柔軟な働き方を叶えるラボ
現場・現実・現物で物事の本質を捉える三現主義を大切にしているため、Honda R&D イノベーションラボ Tokyoで働く従業員も、もちろん国内外のHondaのさまざまな拠点へ出張する機会があります。
出張先等からリモートワークをする際は、社内コミュニケーションツールを活用し、より効率のいい働き方も並行して追及しています。
種類豊富な席とフリーアドレスで、それぞれが働きやすい環境を実現
Honda R&D イノベーションラボ Tokyoの定時は9:00〜18:00ですが、コアタイムのないフレックスタイム制を適用しているため柔軟な働き方が可能。さらに、フリーアドレスの執務スペースもあるので、オフィス内でも好きな場所で仕事ができます。時には部門の垣根を越えて、ワイガヤやイノベーションが生まれる瞬間も多くあります。
ソフトウェア領域やコーポレート領域など、幅広い部署が集まっているワンフロアのオフィスでは、働き方もさまざま。個別スペースで集中してプログラミングに取り組む人もいれば、メンバーとざっくばらんに会話をしながら企画を練る人もいます。
区切りのない開放的なオフィスだからこそ、他部署との交流から新たな発見を得ることも可能です。
執務スペースの席は長机だけでなく、向かい合って話しながら作業を進められる「ファミレス席」や、外を見ながら作業ができる「カウンター席」もあります。作業に集中したいときやWeb会議をしたいときなど、用途に合わせて場所を選べます。
壁一面がホワイトボードになっているエリアがあるのも、オープンイノベーションラボならではの魅力。執務エリアに多く設置されている稼働型ホワイトボード含め、アイデアを書きだしながら、ワイガヤをするメンバーも多く見られます。
クロスオーバーにこだわった部屋で、社外の方との会議も充実
会議室は、社内外での会議に使われます。リモート会議をする際にあると便利なスピーカーや、スキャナー機能付きホワイトボードなど、必要な備品のある部屋を選んで予約して利用できます。
会議室のドアのデザインは、ふたつの直線が交差したクロスオーバー。クロスオーバーはオープンイノベーションラボのデザインコンセプトで、あらゆる場所で採用されています。
よく見ると床面の材質が異なるのがわかりますか?フロアの床面にも異なる素材がクロスするデザインが採用されています。
フローリングは執務スペース、ダークグレーのクロスは会議スペース、ライトグレーのクロスはリラックススペース、縦縞のクロスは歩行スペース、といった具合にゾーンによって異なるデザインを採用しています。
社内向け広報番組で情報収集しながら一息つける休憩スペース
2カ所ある休憩スペースには大型の液晶テレビが設置され、社内向け広報番組「HondaTV」が流れています。企業のニュースリリースはもちろん、社内メンバーの活躍や、社内イベントのレポート、お客様アンケートなど、放送内容は毎日更新されるので会話のきっかけにもなります。
必要に応じて使える休養室(コモンルーム)とロッカー
コモンルームと呼ばれる休養室は2カ所あり、必要に応じて休息を取ることが可能。使ったあとはシーツを替えるというルールを守れば、問題なく使えます。
共創の場としてさらに進化し続けます
Hondaの「ワイガヤ」カルチャーを支えているHonda R&D イノベーションラボ Tokyo。
開放的なオフィスで、共創の動きがさらに活発になり、イノベーションが生まれることを期待して──これからもHonda R&D イノベーションラボ Tokyoは進化し続けます。