第6戦 モナコGP
予選レポート

フェルナンド・アロンソ
予選21位1分15秒349
ランス・ストロール
予選22位1分16秒061
予選終盤の赤旗中断でタイム更新の機会を逸す
Aston Martin Aramco Formula One Team(AMAF1)は6月3日、モナコGPでのマシンの特別カラーリング(スペシャル・リバリー)を発表しました。メインパートナーの「Maaden」とともにデザインしたカラーリングは、金属や鉱物が地中から採掘され、高性能なエンジニアリング製品へと生まれ変わる過程を表現したもので、光の当たり方で色が変化する特殊なラッピング素材が使用されています。AMAF1の2台はこの「From Rock to Racetrack(岩からレーストラックへ)」というテーマのカラーリングでモナコGPを戦います。
また、FIAはモナコGPでの特別規則を発表し、アクティブエアロの使用を禁止し、電動モーターの出力制限が施行されました。
6月6日(土)、第6戦モナコGPの予選が行われました。AMAF1の2台は、前日に行われたFP1、FP2と予選前のFP3で走行を重ねましたが、マシンのドライバビリティが思うように改善せず、苦しい週末を感じさせる状況でした。
好天に恵まれ、多くの観客が見守るなか、気温24度、路面温度47度のコンディションで、伝統のモナコGPの予選が16時にスタートしました。
18分間の予選Q1で、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールはセッション開始とともにコースイン。アロンソは2セット目のアタックで1分15秒349のベストラップをマークしました。残り時間2分で他車のアクシデントによりセッションは赤旗中断となり、再開後にラストアタックに臨んだアロンソですが、タイムアップは果たせませんでした。
ストロールは1セット目のアタックで1分16秒061のベストラップを出し、2セット目にタイムアップを狙ってアタックしましたがタイム更新は果たせず、赤旗中断後はコースインしたものの、タイミングがわずかに遅れてタイムアタックに入ることができず、セッションは終了しました。
予選Q1でアロンソは21位、ストロールは22位に終わり、2台は最後列からモナコGP決勝レースに臨みます。

フェルナンド・アロンソ
「昨日(FP1・FP2)と比べてマシンに大きな違いはなく、単にペースが足りないだけです。モナコに来る前は多少の期待を抱いていましたが、マシンに対する自信はあまりなく、週末を通してフロントのグリップ不足に悩まされてきました。(予選において)今のパッケージでは、できる限りのベストなラップを走れたと思います」
ランス・ストロール
「今週末はずっと同じ問題に悩まされてきました。マシンはグリップがまったくなく扱いにくかったため、この結果は予想通りでした。チームはセッションの合間に様々なセッティング変更を試みましたが、ダウンフォースとパワーに限界があるため、コース上ではあまり走りの楽しさを感じられない状態です」
マイク・クラック(AMAF1 チーフ・トラックサイド・オフィサー)
「今日の予選結果は、我々のペースを表しています。このコースで不可欠である、ドライバーにとって予測可能なマシンを用意することができず、タイヤの温度管理にも苦戦しました。決勝レースでは、何かチャンスがあるかも知れません。モナコGPは長く、波乱に富み、何が起こるかわからないレースですから」
折原伸太郎(HRCトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニア)
「モナコ入りする前は、予選でもう少し良い結果を期待していました。全体的なパフォーマンス向上に向けて取り組むべきことは多く、FP1から継続して改善に取り組んできました。ドライバビリティの向上を図り、ドライバーがより自信を持ってコーナーへ進入できるよう努めましたが、今回は期待していたグリッドポジションには届きませんでした。今後に向けてさらに改善を進める必要がありますが、明日の決勝では何が起こるかわかりません。あらゆる状況に備え、適切な判断と対応ができるよう準備を進めます」

