2026年10月31日(土)

第19戦 メキシコシティGP
予選レポート

フェルナンド・アロンソ

予選|17位|1分18秒908

ランス・ストロール

予選|19位|1分19秒072

PUに過酷なコースでの予選、アロンソ17位、ストロール19位

2026年F1™は第19戦メキシコシティGPを迎えました。舞台となるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは海抜2240mの高地に位置し、今大会はグランプリ中もっとも空気の薄い環境で争われます。

Aston Martin Aramco Formula One™ Team(AMAF1)は、金曜日に行われたープラクティス(FP)1でランス・ストロールに代えてリザーブドライバーのジャック・クロフォードを起用しました。セッション途中にマシントラブルに見舞われ十分な走行とはいきませんでしたが、クロフォードは今シーズン4回目のFP1での走行を終え、AMAF1は1車2回のルーキー起用義務を消化しています。

高地対策を施したAMAF1とHondaによって、フェルナンド・アロンソはFP1で7位、FP2で12位、FP3で14位と好調を示し、予選に臨みました。

10月31日(土)、第19戦メキシコシティGPの予選が行われました。現地時間15時に開始された予選Q1は、天候晴れ、気温26度、路面温度49度のコンディション下で始まりました。

18分間の予選Q1で、アロンソは1セットのソフトタイヤでタイムアタックを行い、1分18秒908の好タイムをマーク。さらにクールダウン後、同じタイヤでアタックを行いましたが、マシンにトラブルが発生しストップしました。パワーユニットの冷却システムに異常があり、アロンソは早々に予選を終えることになりました。

ランス・ストロールは2セットのタイヤを使い、アタックを行いました。1セット目のアタックは1分20秒167、2セット目で1分19秒072とタイムアップを果たしました。

アロンソは18位、ストロールは20位で予選Q1を終了し、AMAF1の2台はQ1突破を果たすことはできませんでした。上位車に失格があったため、最終的な予選順位はアロンソは17位、ストロールは19位となっています。

フェルナンド・アロンソ

「結果が期待できた予選が、このような形で終わってしまったのは悔しい限りです。マシンの調子は良く、Q2進出を争える位置にいたように思えました。残念ながら、エンジンのトラブルにより走行を中止せざるを得ず、その時点ではこれ以上できることはありませんでした。何が起きたのかを詳しく調査しますが、現在直面している冷却の問題を考えると、明日は厳しい戦いになるでしょう。チーム一丸となって、できる限りのことをし、最後まで戦い抜きます」

ランス・ストロール

「今週末は、主にマシンのバランスに苦戦してきました。また、リヤの調子が少しおかしいと感じていますし、エンジンブレーキに関する問題にも多く悩まされています。まだその原因を完全には把握できていないので、明日のレースに向けて何かを得られることを願っています。特にマシンの冷却という点で、私たちにとってかなり厳しいレースになると思います」

折原伸太郎(HRCトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニア)

金曜日:フリープラクティス後

「今日のFP1では、ジャック・クロフォード選手のマシンにERS関連のデータ異常を検知したため、セッション途中でマシンを止め、FP2に向けてバッテリーを交換しました。限られた時間で作業を完了できたのは、HRCとAston Martin Aramco Formula One™ Teamのメカニック全員のおかげです。

このサーキットはパワーユニットにとって厳しい環境であり、予期していたターボラグが見られたため、今日はターボチャージャーの挙動を重点的に確認しました。エンジンの燃焼は想定どおりですが、データからはまだ最適化の余地があることが分かっています。明日の予選に向けて、ドライバビリティとターボラグのさらなる改善を進めます」

土曜日:予選後

「昨日のFP2終了後から今日にかけて、トラックサイドとHRC Sakuraでデータの分析を行いました。FP3ではドライバビリティとターボラグにさらなる改善の余地を確認し、予選に向けて最適化を進めました。

予選では、アロンソ選手のマシンの冷却システムに通常とは異なるデータを確認したため、コース上でマシンを止めました。明日のレースに向けて、今夜いくつかのコンポーネントを交換します。

決勝ではトラフィックへの対応が重要になるため、パワーユニットの温度管理について、さまざまな展開を想定して準備を進めます」