第2戦 中国GP
スプリント・予選レポート

フェルナンド・アロンソ
スプリント17位
予選19位1分35秒203
ランス・ストロール
スプリント18位
予選21位1分35秒995
シーズン最初のスプリント戦を17位と18位で完走
3月14日(土)11時(現地時間)、2026年シーズン最初のスプリントが行われました。前日に行われたスプリント予選で、Aston Martin Aramco Formula One Team(AMAF1)のフェルナンド・アロンソは19位、ランス・ストロールは20位でしたが、上位車のピットスタートにより、アロンソが18番グリッド、ストロールが19番グリッドからのスタートとなりました。
19周で争われるスプリントでアロンソはハードタイヤを、ストロールはミディアムタイヤを選択しました。好スタートを切ったストロールは、1周目に3つポジションを上げ16番手で終えましたが、3周目までにひとつずつポジションを落としてしまいます。8周目に順位が入れ替わりアロンソが18番手、ストロールが19番手となります。13周目にコース上に他車がストップし、セーフティカーが導入されました。この間にストロールはピットインし、タイヤ交換を行って18番手でコースに戻りました。アロンソはピットに入らずステイアウトし、ポジションを13番手に上げています。17周目にレースが再開されると、タイヤ交換を行わなかったアロンソはペースの勝るマシンにパスされ後退。最終的にアロンソは17番手、ストロールは18番手でチェッカーフラッグを受け、スプリントを終えました。
14日15時(現地時間)から、天候晴れ、気温18度、路面温度32度のコンディションの下、予選が行われました。
18分間の予選Q1で、アロンソとストロールはセッションをフルに走行し、3セットの新品タイヤを使用して3回のアタックを行いました。アロンソは1分36秒338、1分35秒446、1分35秒203とアタックごとにタイムアップを果たしました。ストロールも1分37秒069、1分36秒412、1分35秒995とアロンソ同様にタイムを上げました。しかし、アロンソは19位、ストロールは21位にとどまり、予選Q1突破を果たすことはできませんでした。

フェルナンド・アロンソ
「予選セッションでは、マシンのポテンシャルを最大限に引き出せたと感じていますし、それが我々にとって可能な限りのベストだったと思います。今日はトラブルもなく、予定していたプログラムをすべてこなすことができましたが、単純にパフォーマンスが不足しています。決勝レースでは完走することを目標とし、実戦の環境下でこのマシンのセットアップについてさらに理解を深めていきたいと考えています」
ランス・ストロール
「今日の予選は、私にとって厳しいものとなりました。マシンのバランスに苦戦し、アンダーステアや後輪のロックに悩まされ、マシンの挙動が予測しづらくなってしまいました。どこを改善できるか、データを分析する必要があります。1周ごとに学びを得ており、直面している課題を克服するためには、走行距離を伸ばしてこのマシンの理解を深め続けていく必要があります」
マイク・クラック(AMAF1 チーフ・トラックサイド・オフィサー)
「両マシンとも上海での周回数は増えましたが、Q1を突破することはできませんでした。我々は引き続きこのマシンについて学び、知見を深めており、それが今後のレースでさらなるパフォーマンスを引き出す助けとなるでしょう。今日は両マシンとも安定して走行し、重要なデータをもたらしてくれましたが、マシンの操縦は現状では容易とは言えません。そのため、今夜改めて状況を整理し、今後どこを改善すべきか検討していきます」
折原伸太郎(HRCトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニア)
「昨日のフリー走行ではスムーズにセッションを進めることができ、走行距離を重ねながら多くのデータを収集できました。その結果をもとに、今日のスプリントレースおよび予選に向けたデータの最適化を行いました。
スプリントレースではフルディスタンスを走り切ることができ、我々が正しい方向に前進していることを示す1日となりました。これはHondaとして信頼性向上に向けた重要な一歩であり、引き続き改善に向けて全力で取り組んでいきます。
メルボルンではバッテリーへの振動を低減するための新たな対策を導入し、週末を通して約300〜400kmを走行しました。中国でも走行距離を重ねることができたことで、一定の自信につながっています。
明日の決勝では約300kmを走行しますが、レースを最後まで走り切ることで、これらの対策が十分に機能していることを確認していきたいと考えています。HondaおよびAston Martin Aramco Formula One Teamにとって、一周一周が重要な意味を持っています」

