
レースとは?F1の基本フォーマット
F1グランプリウィークの仕組み
F1はフリープラクティス(F P)、公式予選(Q1―Q3)、決勝レースというフォーマットで行われます。グランプリウィークの金曜日から始まり、日曜日に決勝レースというのが基本的なスケジュールです。
F Pは日本語では公式練習となります。金曜日に2回、土曜日に1回の3回が、それぞれ1時間で設定されます。このF Pを使って、各チームはマシンのセッティングの詰めや、シミュレーションとの差を調整し、実走によりタイヤの特性や消耗度などを測ります。
公式予選は、ノックアウト方式で3セッションが行われます。全車出走のQ1は18分間で、上位15位までが次のステージへ進みます。15台によるQ2は15分間で、上位10位までが最終ステージへ進みます。10車によるQ3は12分間で、ポールポジション争いが繰り広げられます。なお、2026年は、参加台数が22台に増えることから、Q1、Q2の脱落台数を6台に増やす案が検討されています。
決勝レースは、予選順位によってグリッドが決められます。レースは305km以上とルールで定められており、およそこの距離をクリアした周回数が設定されます。ただし、モナコグランプリだけそのコース特性から例外的に260km以上とされています。また、レース中のアクシデントや天候変化などがあった場合、レースは最大2時間で終了という時間制限もあります。なお、赤旗でレースが中断した場合は、最大時間は3時間となります。

週末を盛り上げるレース形式、F1スプリントフォーマット
また、FIAとFOMは、グランプリウィークのエンターテインメント性向上を目的として、スプリントフォーマットを導入しています。年間数戦、100km程度のスプリントレースを設定し、土曜日と日曜日にそれぞれレースを行うものです。スケジュールは、金曜日にFPとスプリント予選(SQ)。土曜日にスプリント決勝と従来通りの予選。日曜日に決勝レースを行います。
スプリントの特徴は、予選各セッションの時間短縮(SQ1=12分、SQ2=10分、SQ3=8分)とタイヤ指定(SQ1とSQ2はミディアムタイヤ、SQ3はソフトタイヤ)があること、レースではタイヤ交換の義務がないことなどが挙げられます。
2026年シーズンは第2戦中国グランプリ、第6戦マイアミグランプリ、第7戦カナダグランプリ、第11戦イギリスグランプリ、第14戦オランダグランプリ、第18戦シンガポールグランプリで、6戦のスプリントフォーマット開催が予定されています。