Red Bull Ring

Circuit info

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Circuit Length
4.326 km
First Grand Prix
1970
Number of Laps
71
Race Distance
307.018km

Location

Address
Red Bull Ring Str. 1, Spielberg 8724, Austria
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レッドブル・リンク

サーキットの歴史

オーストリアGPの舞台となるレッドブルリンクのルーツは、1969年にオープンしたエステルライヒリンクです。F1世界選手権が初めて開催されたのは1971年のこと。森林のなかをマシンが疾走する超高速コースとして有名で、当時のF1が時速300km近い最高速を記録しています。一方、コース幅が狭く、ガードレールなどの安全設備が不十分だったこともあり、大きなアクシデントも多かったため、1987年を最後に開催が見送られることになりました。

それから数年を経た1990年代半ば、サーキット設計で有名なヘルマン・ティルケによって大改修が行われました。A1リンクと名を変えたサーキットは、全長が短縮され、ストップ&ゴーとなるコーナーを織り交ぜて、オーバーテイクのしやすいコースへと変貌を遂げ、1997年にF1世界選手権に復活しました。

A1リンクでのF1開催は2003年までで、再度中断しましたが、レッドブルの創業者でオーストリア出身のディートリッヒ・マテシッツがサーキットを買収、コースや設備などを大幅に改修し、レッドブルリンクとして2014年から再びF1世界選手権が開催されています。

History
レッドブル・リンク

コースの特徴

レッドブルリンクはアルプスの山並みと、牧草地に囲まれた自然豊かな地に設置され、もっとも景観が美しいサーキットとして有名です。コースは1周4.326kmと、F1開催コースのなかではかなり短く、コーナーは10しかないため、ラップタイムは1分5秒前後となっています。森林地帯の傾斜地に造られているため、標高約700mと比較的高地であるだけでなく、コースの高低差も約65mと大きいのが特徴です。

ターン1は直角に近い右コーナーで、スタートラインからの距離が長くないため、スタート直後は混乱することが多いポイントです。周回中はこの先の長い上りでスピードを高めるためにも、ミスが許されません。上り坂の途中には緩やかに左に曲がるターン2があり、上りの頂点に位置するのがターン3です。ここはレッドブルリンクでもっともオーバーテイクの多いポイントです。高速から一気に減速して右鋭角に曲がるターン3は、上りの影響で視界が悪く、急ブレーキによるマシンコントロールが難しい難所でもあります。また、この先の下り区間のスピードにも大きな影響を与えるため、レースの勝敗を左右するバトルが繰り広げられるコーナーとなっています。

ターン3からは下り区間となり、右に大きく曲がるターン4もオーバーテイクポイントのひとつです。ここから下り区間がターン10まで続いており、リズミカルな高速区間で追い抜きは難しいセクションですが、メインストレートを抜けてターン1でのオーバーテイクを狙うにはミスが許されないところです。特に最終コーナーであるターン10は、コースをはみ出してしまうトラックリミット違反が多発するポイントとなっています。また、このターン10には比較的高い縁石が配されており、乗り上げるとマシンは深刻なダメージを負うことから、過去に物議を呼んでおり、毎年改良が加えられています。

Characteristics
レッドブル・リンク

サーキットの名勝負

2019年のオーストリアGPにおけるレッドブルHondaのマックス・フェルスタッペンの勝利は、その後のフェルスタッペン時代の到来を予感させ、Honda F1待望の第4期初優勝およびその後の躍進に繋がるターニングポイントとして、語り継がれるものとなりました。この年からレッドブルとのパートナーシップによってトップレベルで戦っていたHondaは、この前戦フランスGPでRA619Hのスペック3を投入し、大幅なパフォーマンスアップを図りました。投入2戦目となるオーストリアGPでRA619Hはその真価を発揮し、ライバルのメルセデスやフェラーリとのパワー勝負に打ち勝ったのです。

2番手スタートで大きな期待がかかるなか、フェルスタッペンはスタートで大きく出遅れてしまい7番手に後退。サーキットを埋め尽くしたオランダからのフェルスタッペン応援団はもちろん、レッドブルHonda陣営からも驚きの声が上がりました。高速で追い抜きが難しいコースだけに、スタートでの後退は致命的と言えるものでした。しかし、ここからフェルスタッペンは怒涛の追い上げを見せます。レース序盤に5番手まで挽回したフェルスタッペンは、タイヤ交換を終えた段階で4番手を走行。そして、レース終盤にオーバーテイクを連発して2番手になると、トップを行くフェラーリのシャルル・ルクレールを射程圏内にとらえます。ルクレールとの差をじわじわと詰めていくフェルスタッペンに、Hondaはギリギリまでパワーを絞り出すモードに変えて猛追を後押し。レース残り3周となった69周目のターン3でオーバーテイクに成功してトップに立つと、フェルスタッペンはその座を守り切って勝利を飾り、レッドブルとHondaに歓喜の声が爆発しました。

表彰台の頂点でフェルスタッペンがレースングスーツのHondaロゴを指差しリスペクトを示したシーン、その表彰台に田辺豊治Honda F1テクニカルディレクターが上がって喜びを共にしたシーンは、Hondaにとって歴史に残る名場面となりました。

最速ポールポジションタイム
1:03.971
ランド・ノリス(マクラーレン/2025年)
Honda予選最速タイム
1:04.926
リアム・ローソン(レーシングブルズ/2025年)
最速ファステストラップ
1:07.924
オスカー・ピアストリ(マクラーレン/2025年)
Honda決勝最速タイム
1:09.764
ジャック・ヴィルヌーヴ(BAR/2003年)

※全長4.326kmのコースレイアウトにおけるデータ。

Battles
Records
Records

Hondaでの戦績

サーキットに刻まれてきたHondaの挑戦と実績の軌跡を、戦績データと共に振り返ります。

Race Schedule 2026

F1 スケジュール 2026