Circuit info
- Circuit Length
- 7.004 km
- First Grand Prix
- 1950
- Number of Laps
- 44
- Race Distance
- 308.052km
Location
- Address
- Rte du Circuit 55, Stavelot 4970, Belgium
- Google Maps

サーキットの歴史
ベルギーGPは、1950年F1世界選手権開催初年度からシーズンに組み込まれた長い歴史を持つグランプリです。当時公道コースだったスパ・フランコルシャンは、全長14km以上と非常に長く、安全対策が万全でなかったことから、F1が常設サーキットのニヴェル・ボレールやゾルダーでの開催となった時期もありましたが、1979年に大改修を行い全長を短縮、現在のコースの原型が作られました。1983年にF1開催が復活、1984年はゾルダーでしたが、1985年以降のベルギーGPは、スパ・フランコルシャンで開催されています。
2000年代に入ると周辺道路の整備が進み、安全面に重点を置いたコース改修と常設化が進みました。2003年にほぼ常設のサーキットとなり、2007年にはバスストップ・シケインのコース変更と、ラ・ソース周辺の整備が行われています。その後も施設の近代化やスタンドの拡充が行われ、現在のサーキットとなっています。
スパ・フランコルシャンはリエージュ近郊の森の中にあり、景観の美しさと高低差104mというアップダウンが特徴のコースです。2輪グランプリや24時間レースの開催でも有名で、ヨーロッパを代表する難易度と、「スパ・ウェザー」と言われる不安定な天候で知られ、ドライバーからの評価が高いサーキットです。

コースの特徴
1979年に現在の原型となるコースとなり、以降改修と整備を繰り返してきたスパ・フランコルシャンですが、コースの個性とも言える多彩なコーナーと急激なアップダウン、難易度が高く、マシンとドライバーのポテンシャルを試すという特徴は変わりませんでした。そして、言うまでもなく「スパ・ウェザー」というコースの限定した箇所に現れる不安定な天候と、突然の激しい降雨もこのサーキットの個性として変わりません。
スパ・フランコルシャンは、スタート直後の鋭角な1コーナーであるラ・ソースで始まり、下りのストレートから、最大の名物コーナーであるオー・ルージュへ向かいます。急激な登り右コーナーのオー・ルージュは壁を駆け上がるような感覚で、ドライバーの腕と度胸が必要な難所です。登り切った先の緩い左コーナー、ラディオンとともにマシンの姿勢をコントロールすることが難しく、大きなクラッシュが起こるリスクがあります。
ラディオンを抜けると、緩やかに上るケメル・ストレートを迎えます。ここではスピード勝負が繰り広げられますが、ラ・ソースの立ち上がりからオー・ルージュ、ラディオンとリズム良く、ミスなくマシンにスピードを乗せることが大きなカギとなります。ケメル・ストレートエンドからレ・コームと呼ばれる急角度の右コーナーがコースの最も高い地点であり、最大のオーバーテイクポイントです。レ・コームからマルメディとシケイン状の連続コーナーを越え、下りのセクションとなります。ヘアピン形状のブリュッセル(旧リバージュ)から、高速コーナーや中速S字コーナーを抜け、下りの終わりとなるポールフレールを右に回ると、超高速コーナーであるブランシモンを迎えます。グランプリコースでも屈指の高速コーナーであるブランシモンをアクセル全開で抜けることが、ドライバーにもマシンにも求められる難所と言われています。ブランシモンを抜けると最終コーナーとなるバスストップ・シケインです。かつては本来のバスストップのような形状でしたが、ピットへのエントリー路との関係で改修が重ねられ、2007年に現在のオーバーテイクのポイントにもなり得るタイトなシケインとなりました。
初期のコースから大幅に全長が短縮されたとはいえ、約7kmの全長はシリーズでもっとも長く、ミスが許されないコーナーが続くことから、鈴鹿と並んでとてもチャレンジングなサーキットとして、スパ・フランコルシャンは非常に評価の高いサーキットです。

サーキットの名勝負
スパ・フランコルシャンでは「スパ・ウェザー」が名レースを作り出すことがありました。1985年、マシンとしては劣勢ながらアイルトン・セナが雨の中を独走し、自身2勝目を挙げたレースは伝説的に語り継がれています。セナはこの年の雨に見舞われたポルトガルGPも制しており、雨のレースでの圧倒的な速さを印象付けました。
マシンとドライバーに高い次元の完成度を求めるスパ・フランコルシャンは、時の勢力図をはっきりと映し出します。1988年からマクラーレン・ホンダのセナが4連勝、2021年にレッドブル・ホンダで初めてチャンピオンを獲得したマックス・フェルスタッペンが3連勝を挙げるなど、速さと強さを併せ持つ者がベルギーGPを制しているのです。
- 最速ポールポジションタイム
- 1:40.562
ランド・ノリス(マクラーレン/2025年)
- Honda予選最速タイム
- 1:40.987
マックス・フェルスタッペン(レッドブル/2025年)
- 最速ファステストラップ
- 1:44.701
セルジオ・ペレス(レッドブル/2024年)
- Honda決勝最速タイム
- 1:44.701
セルジオ・ペレス(レッドブル/2024年/ファステストラップ)
※全長7.004kmのコースレイアウトにおけるデータ。

Hondaでの戦績
サーキットに刻まれてきたHondaの挑戦と実績の軌跡を、戦績データと共に振り返ります。

