Honda陸上競技部の青木涼真選手が室内1マイルでアジア新記録・日本新記録を樹立

 Honda陸上競技部の青木涼真選手が、現地時間2月10日(土)に、米国・ボストンで開催された室内陸上競技会「Boston University David Hemery Valentine Invitational 2024」の室内1マイル※に出場し、3分54秒84のタイムでアジア新記録および日本新記録を樹立しました。

写真提供:株式会社インプレスランニング
写真提供:株式会社インプレスランニング

 青木選手は昨年行われた同大会で室内1マイルに初出場した際、アジア記録・日本記録にあと0.27秒に迫る好タイムをマーク。今シーズン最初のトラックレースとして迎えた今大会は、従来の記録を1秒以上縮める3分54秒84でアジア記録・日本記録を塗り替えました。青木選手は現在3000m障害をメインの種目として世界に挑戦しており、さらなる高みを目指してチャレンジを続けています。

 Hondaはこれからも「スポーツ活動を通じて挑戦する人々を増やし、あらゆる人の人生を豊かにする」というビジョンのもと、夢の実現に向けてチャレンジするアスリートを応援していきます。

※室内1マイル:米国・欧州で主流の種目で、日本では現在、同種目の大会は開催されておらず、屋外での大会が行われている。

■青木涼真選手のコメント

「熱いご声援をいただきありがとうございました。応援してくださるたくさんの方々のおかげで室内1マイルのアジア記録、日本記録更新を達成することができました。記録更新という最高の形で今シーズンのスタートを切ることができましたが、全体での順位は13位であり、世界との差を改めて実感し、まだまだ成長したいという気持ちが強くなりました。現在はアメリカで長期合宿に参加しており、さらなるレベルアップを目指して、日々レベルの高いトレーニングを積むことができています。メインの種目としている3000m障害をはじめ、さまざまな種目で記録を更新できるよう、今後もチャレンジしていきます」

■青木涼真選手 プロフィール

生年月日:
1997年6月16日(26歳)

出身:
埼玉県

経歴:
春日部高校 – 法政大学

<主な戦績>
●2023年
第107回日本陸上競技選手権大会 3000m障害 7位
第25回アジア陸上競技選手権大会 3000m障害 1位
第19回世界陸上競技選手権大会 3000m障害 14位
第19回アジア競技大会 3000m障害 2位

●2022年
第18回世界陸上競技選手権大会 3000m障害 予選3組11着
第106回日本陸上競技選手権大会 3000m障害 2位

●2021年
第105回日本陸上競技選手権大会 3000m障害 3位
第32回オリンピック競技大会(東京2020オリンピック)3000m障害 予選2組9着

●2020年
第104回日本陸上競技選手権大会 3000m障害 3位