要旨
押しブロック式金属Vベルトを用いたCVTの制御上で、重要な軸推力について調べた結果、以下の特性が明らかとなった。駆動側プーリ軸推力の従動側軸推力に対する比率(軸推力比)は、実用的な推力安全率における定常運転においては、伝達トルクやベルト速度の影響をほとんど受けず、各速度比に対応した一定の値を取る。また、ブロックに組込んだひずみセンサおよびテレメータを用いて、定常、変速両状態における、ブロック間押し力、リング張力およびブロックに作用する力を実測した。これらのデータよりブロック、リングによる2種類の動力伝達経路を有する、本金属ベルトの動力伝達メカニズムを詳細に把握することができた。
参考文献
- 1) 勝也晃弘他、自動車技術会講演論文集No.891041 (1989) pp.171-174
- 2) 大川進他、日本機械学会、学術講演会講演論文集No.920-17 1701 (1992)
- 3) 久村春芳他、日本機械学会講演会講演論文集No.920-17 1702 (1992)
- 4) Hendriks, E., Heegd, P. and Prooijen, T. ; SAE Tech. Paper Series 881734 (1988)
- 5) Carvajal, J. M., Villechaise, B. and Play, D.: A MECHANICAL DISCRETE ANARYSIS WITH COMPUTER. I.N.S.A.-Bat.113
- 6) Gerbert, B.G.: Acta Polythechnia, Mech. Eng. Series No.67 (1972)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.7 収録 (49 - 67)
論文PDF
PDF 3MB
引用情報
金原 茂, 藤井 透.
押しブロック式金属ベルトの伝達機構に関する研究
Honda R&D Technical Review Vol.7 pp.(49 - 67)1995.
引用情報をコピー
コピーしました