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トランスミッション用軸受の寿命におよぼす油中異物および軸受材料の影響

要旨

トランスミッション用軸受の小型軽量化を達成するために、実機トランスミッション潤滑環境下をシミュレーションしたテスト手法を確立し、ボールベアリングとテーパーローラベアリングに関して、定格寿命に対する油中異物の軸受寿命実力の把握と、さらには長寿命化を盛り込んだ軸受材料および熱処理の影響を明らかにした。⑴ トランスミッション潤滑環境下をシミュレーションした油中異物環境下における軸受寿命は定格寿命から求めた計算寿命の約50%になる。⑵ 高炭素クロム軸受鋼系のボールベアリングに関しては、材料の高合金化・熱処理による炭化物の多量分散により、2倍以上の寿命向上が図られる。⑶ テーパーローラベアリングに関しては、同様に材料・熱処理技術の組合せにより、4倍以上の寿命向上が図られる。

参考文献

  1. ⑴ 対馬全之、日本金属学会会報、23, 1, (1984) 50
  2. ⑵ 小沢ら、電気製鋼、55, 2, (1984) 93
  3. ⑶ 田中ら、SAE Paper, 830520, (1983)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.5 収録 (51 - 59)

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引用情報

水野 孝樹, 天野 政樹, 大森 生雄, 松原 敏彦, 中田 雅之, 服部 弘基.
トランスミッション用軸受の寿命におよぼす油中異物および軸受材料の影響
Honda R&D Technical Review Vol.5 pp.(51 - 59)1993.
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