ブレーキ摩擦材料の開発

要旨

近年自動車用ブレーキ摩擦材を見ると、アスベストの環境問題対応及び車のブレーキ商品性に対する要求レベルが高まってきている。そこで、今回非アスベストで性能に優れるブレーキ摩擦材料の研究開発に取り組んだ。ブレーキノイズ発生メカニズムやジャダ発生要因等の解析を行ない、その結果に基づいて開発した材料は、繊維材料としてカーボン繊維とアラミド繊維を主体としたノンアスベスト、ノンスチール材料である。また、従来材に比較し摩擦係数(μ)が高くかつ磨耗、ジャダ、ノイズに優れるという特徴を持つ。さらに、材料の開発と同時に種々の材料評価方法も考案した。

参考文献

  1. (1) 野口、平野:摩擦材用フェノール樹脂、熱硬化性樹脂、Vol.4、No.2、(1983)、p28.
  2. (2) 神崎:自動車用摩擦材としてのアスベストとその代替材料、月刊トライボロジ、1989年5月、p14.

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.4 収録 (183 - 194)

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引用情報

柴田 勝弘, 後藤 明, 吉田 聡, 東 雄一, 中村 康治.
ブレーキ摩擦材料の開発
Honda R&D Technical Review Vol.4 pp.(183 - 194)1992.
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