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4サイクルガソリンエンジンのコンロッド軸受焼き付きに関する潤滑性の考察

要旨

エンジンの高出力、高回転化に伴う問題点の一つとして、コネクティングロッド(以下コンロッドとする)軸受をとりあげ、エンジン試験にて耐焼き付き性評価を実施した。その結果、メタル焼き付きに対する諸因子の中で影響が大きいのは、メタル周辺部で発生する熱量であり、これは、PV値(P:面圧とV:周速の積)、軸面粗度及びオイル粘性で整理できることが、エンジン試験にて確認できた。そしてこの解析結果からエンジンメタル焼き付きメカニズムを次のように推定した。まず、エンジンの高速化、爆発圧力の増加によってPV値が高くなり、クランクピン周辺部の発熱量が増加する。次にメタル冷却が追いつかなくなることから、油膜形成が困難となり、焼き付きに至る。このようなエンジンメタル焼き付きメカニズムをテストによって立証することができ、軸面粗度及びオイル粘性の限界点を推測することができるようになった。

参考文献

  1. (1) SCIENTIFIC PUBLICATIONS (G. B) LTD MOTOR OILS AND ENGINE LUBRICATION
  2. (2) 青木弘:有限幅軸受理論、潤滑、第3巻6号、1958

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.2 収録 (204 - 209)

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引用情報

丸谷 武志, 長島 隆, 山本 浩貴, 奥山 高弘.
4サイクルガソリンエンジンのコンロッド軸受焼き付きに関する潤滑性の考察
Honda R&D Technical Review Vol.2 pp.(204 - 209)1990.
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