従来型携帯発電機では、所定周波数の交流を出力するために発電機に直結するエンジンの回転速度を一定に保つ必要があり、これが携帯発電機の軽量化・小型化を阻む一因となっていた。しかし、交流の出力周波数を電子的に制御するインバータ技術の採用により、発電機すなわちエンジンの回転速度を任意に設定することが可能となった。そして、より軽量で小型の携帯発電機が開発された。この携帯発電機は、80%デューティの矩形波交流を出力し、内蔵するトランジスタや電子部品のみならず、その発電機に接続して使用する種々の電気機器を保護する機能および起動補償の機能等を備える。
Honda R&D Technical Review Vol.2 収録 (59 - 66)