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直押し動弁系可変バルブ制御システムの開発

要旨

高回転・高出力が望まれているスポーツタイプの二輪車用エンジンのために,エンジン出力と環境保護対策を両立させるバルブ休止機構付きバルブ制御システム(HYPER VTEC:Variable Valve Timing and Lift Electronic Control System)を開発した.このシステムは,コンパクトかつシンプルな機構で動弁系質量増加を最小限に抑え,高い信頼性・耐久性を備え,異常なバルブ挙動なしに13,500rpmまでの高速回転が可能な機構としたバルブの作動数切り換え機構である.このバルブ制御システムには,燃料消費率の向上及び吸排気系音を2バルブ作動域で低減させる効果がある.2バルブと4バルブの切換え機構部は,冷間鍛造による製造とし,廉価なコストで製品化を達成した.このシステムは,国内向けとして1999年に発売されたスポーツタイプの二輪車「CB400SF」に採用されている.

参考文献

  1. (1) 井上和雄ほか:新しい可変バルブタイミング,リフト機構を装備した高出力,ワイドトルクレンジ,高効率エンジン-第一報 可変動弁システムの開発-,自動車技術会学術講演会前刷集,891004, 1989
  2. (2) 山下宏ほか:エンジン動弁系におけるカム,及びフォロワシステムの耐摩耗性向上手法,HONDA R&D Technical Review vol.2, p.210-219, 1990

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.11 No.1 収録 (79 - 84)

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引用情報

津久井 孝明, 堤崎 高司, 西澤 賢一, 熊谷 吉彦, 中島 睦夫.
直押し動弁系可変バルブ制御システムの開発
Honda R&D Technical Review Vol.11 No.1 pp.(79 - 84)1999.
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