要旨
S2000のコンセプトに沿って,新たにオープンモノコックボデーの開発を行った.従来のオープンボデー骨格構造はボデー剛性や衝突安全性能の確保を目的とした補強のために大幅な重量増を必要としてきた.今回新開発した「ハイXボーン」と名付けられた骨格構造においては,フロアトンネルを閉じられた大きな断面を持つメインフレームとした上で,その高さが前後のサイドメンバと同じになるように設計した.これによって,一体のルーフを備えたクローズドボデーと同等以上のボデー剛性および衝突安全性能を,同等の重量によって実現することができた.
参考文献
- 1) 山内章裕ほか:オープンボデー車のラテラルシェイクの解析,自動車技術会 学術講演会前刷集,901, p197-201 (1990)
- 2) 平井敏彦ほか:ユーノスロードスターのボデー開発,マツダ技報,No.8, p94-100 (1990)
- 3) Toshihiko, Satoh & Kenji, Takada:Collapse and Energy Absorption of Thin-Walled Frame with Polygonal Section, the 15th ESV Conference (1996)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.11 No.1 収録 (45 - 52)
論文PDF
PDF 2.2MB
引用情報
高井 章一, 塚本 祥士, 岡田 賢治, 日比 亜史也.
S2000用モノコックボデーの開発
Honda R&D Technical Review Vol.11 No.1 pp.(45 - 52)1999.
引用情報をコピー
コピーしました