一般的に自動車のフロント、リアウインドガラス(以下、ガラスと言う。)は、ダイレクトグレージング工法と呼ばれる接着方式により車体に取り付けられており、外れ防止の安全性はもちろんのこと、美観や精度などの商品性における建て付け品質が重要視されている。この接着工程の合理化を図るため、ガラス仮保持機能を持つシーラント材料の開発と建て付け管理のための高精度ガラス接着ロボット(ホンダエンジニアリング(株))およびモール設計仕様について開発し、建て付け用補助部品の廃止およびガラス接着工程の完全自動化を実現した。その結果、自動車の商品性を向上させ、さらに、工程の簡略化およびコストダウンを達成した。
Honda R&D Technical Review Vol.9 収録 (259 - 264)