鋼板・アルミニウムハイブリッドボディの表面処理として、耐食性に優れたリン酸亜鉛処理技術を開発した。アルミニウムの耐食性向上のため、合金中のCu量、リン酸亜鉛処理液のフッ素添加量、電着塗料の防錆顔料の最適化を図った。また、リン酸亜鉛皮膜の表面分析によってフッ化物が塗膜の密着を阻害することが明確になり、密着性向上のために後処理としてクロムリンス工程が必要であることがわかった。また、従来の鋼板専用リン酸亜鉛処理工程を、アルミニウム・鋼板両用のリン酸亜鉛処理工程に変更することが可能となり、生産性の向上が実現できた。
Honda R&D Technical Review Vol.9 収録 (206 - 212)