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焼ならし処理省略可能なクランクシャフト用鉛フリー快削鋼の開発

要旨

製造工程の焼ならし処理省略が可能で,快削成分としての鉛添加がゼロのクランクシャフト用快削鋼を開発した.焼ならし処理省略のためには,熱間鍛造後の空冷のみで,焼ならし処理した鋼と同等の硬さと微細な組織を得ることが必要であり,鋼の成分調整により解決を図った.鉛フリー快削鋼については,カルシウム-硫黄快削鋼をベースに,従来の鉛-硫黄快削鋼と同等の生産性を目指した.鋼中の非金属介在物の種類,量,形態,分布について検討した結果,被削性向上には,その形態および分布が重要であることが分かった.これらにより,焼ならし処理コストの削減と,排気量954 cm3の二輪車用エンジンで13 gの鉛削減を実現した.

参考文献

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著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.14 No.1 収録 (141 - 148)

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引用情報

天孝 篤志, 諏方 悟.
焼ならし処理省略可能なクランクシャフト用鉛フリー快削鋼の開発
Honda R&D Technical Review Vol.14 No.1 pp.(141 - 148)2002.
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