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自己組織化マップを用いた歯車表面の傷検査技術の研究

要旨

歯車表面の傷について,人と同等の精度を持つ検査技術を研究した.検査対象とする歯面について,傷以外の色ムラなどを抽出する過剰検出が問題となった.このため,傷とそれ以外の判別が可能な傷の特徴を,目視の観点に基づいて設定した.さらに,これらを用いて人間的な傷判別をおこなう手法として,ニューラルネットの一種である自己組織化マップを適用した.これによって複数の傷,および表面の色ムラや汚れの特徴を学習させたことにより,人と同等な傷の判別が可能になった.この傷判別技術を適用することで,目視検査を従来の10%程度に減少させる技術が構築できた.

参考文献

  1. (1)小森,久保,高橋,田中,市原,小宮山:歯車の歯の側端や歯先稜の接触による損傷(第1報,歯側端部のチッピングと歯の折損への進展),日本機械学会論文集(C編),Vol.69, No.685, p.273-280(2003)
  2. (2)Kohonen, T.: Self-Organizing Maps, Springer-Verlag (1995)
  3. (3)紙本,王,大松:SOM を用いたBP 法の教師選択によるインターフォンの良否識別,電気学会論文誌C,Vol.122, No.10, p.1 742-1 747(2002)
  4. (4)関,中島,北村,大塚,新井:ワイドダイナミックレンジ視覚センサによる溶接現象の観察,溶接学会誌,Vol.70, No.7, p.8-11(2001)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.17 No.1 収録 (80 - 87)

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引用情報

江口 純司, 村上 学, 内田 孝尚, 藤原 欣哉.
自己組織化マップを用いた歯車表面の傷検査技術の研究
Honda R&D Technical Review Vol.17 No.1 pp.(80 - 87)2005.
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