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小型二輪車用4ストロークエンジンのクランクケース強制換気システムの開発

要旨

一般に,二輪車用エンジンでは,クランクケース内に発生するブローバイガスエミッションを低減するために,エアクリーナを含む吸入系の経路にブローバイガスを導いている.このシステムの場合,走行条件によってはブローバイガス中に含まれる水分及びガソリン成分がエンジンオイル内に混入するため,オイル交換のインターバルが短くなる.それらの混入を低減するために,クランクケース内を強制的に換気するシステムを開発した.このシステムはクランクケース内の圧力変動により新気をクランクケース内に吸入させて,クランクケース内を強制的に換気する構造になっている.このクランクケース強制換気システム(Positive Crankcase Ventilation system: PCV system)により,従来のシステムに対してエンジンオイルに含まれる水分濃度を73%,ガソリン濃度を42%低減することができた

参考文献

  1. (1)石川学:自動車用機関のブローバイ処理システム,ENGINE THCHNOLOGY, Vol.3, No.6, p.86-91(2001)
  2. (2)村上靖宏,相原久元:エンジンオイルへの燃焼生成物混入メカニズムの解析,日本機械学会論文集(B編),55巻,519号(1989)
  3. (3)Schwartz, S. E., Smolenski, D.J.: Development of an Automatic Engine Oil-Change Indicator System, SAE Paper 870403(1987)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.16 No.2 収録 (165 - 170)

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引用情報

森山 隆二, 村岡 勇樹, 藤原 一夫.
小型二輪車用4ストロークエンジンのクランクケース強制換気システムの開発
Honda R&D Technical Review Vol.16 No.2 pp.(165 - 170)2004.
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