要旨
二輪車の高速走行において旋回中に発生する車体垂直平面内の振動現象を走行試験およびシミュレーション解析で検討した.その結果,この振動現象は車体バネ上共振と後輪バネ下共振が,タイヤ接地点の摩擦力変化により連成する自励振動であることがわかった.シミュレーションモデルでも同様な振動現象を再現することができた.
参考文献
- (1)景山克三:第2章操縦性・安定性にかかわるタイヤの特性,自動車の操縦性・安定性,東京,山海堂,1992, p.7-44
- (2)景山克三:第3章操縦性・安定性の基本的事項(5)加速・減速と操縦性・安定性,自動車の操縦性・安定性,東京,山海堂,1992, p.70-71
- (3)横浜ゴム株式会社:4.2タイヤのコーナリング特性(7)駆動力・制動力の影響,自動車用タイヤの研究,東京,山海堂,1995, p.140-142
- (4)永井正夫,景山一郎,田川泰敬:第6章自励振動と非線形振動6.2 安定判別,振動工学通論,東京,産業図書,1995, p.107-112
- (5)井上喜雄ほか:5章自励振動とはどういうことか,振動の考え方・とらえ方,東京,オーム社,1998, p.71-94
- (6)長松昭男:3多自由度系,モード解析,東京,培風館,1991, p.53-60
- (7)鈴木賢一郎ほか:複素固有値解析によるブレーキ鳴きシミュレーション,第11回MSC ユーザ会議,MSC-11-031, 1993
- (8)中田博之,小林清志,梶田昌史:二輪車のブレーキ鳴き新解析手法と適用事例,Honda R&D Technical Review Vol.13 No.2, 2001, p.159-166
- (9)MSC/NASTRANユーザーガイド基礎動解析V68, MSCソフトウエア,3.2章
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.16 No.1 収録 (219 - 224)
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引用情報
手塚 良孝, 国分 信一, 塩見 欣宣, 清田 悟.
二輪車の旋回時における車体垂直平面内の振動特性解析
Honda R&D Technical Review Vol.16 No.1 pp.(219 - 224)2004.
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