• Home
  • 論文一覧
  • V6 i-VTEC可変シリンダシステムエンジンの開発

V6 i-VTEC可変シリンダシステムエンジンの開発

要旨

高出力,低燃費,低排出ガスを狙いとしてV6 i-VTEC可変シリンダシステムエンジンを開発した.本エンジンは,吸気弁と排気弁の作動と停止をVTEC機構にて切り換え,片側バンク3気筒を休止できる構造を採用している.切り替えを確実にするためには,低回転の低油圧領域での切り替え応答性が重要で,シンクロピンの切り換え方式とスプールバルブを工夫することで高い応答性を実現した.また制御精度の向上は,切り替え時のバルブ停止と燃料カットの同期化を可能とし,その結果エンジン運転状況の変化に応じ,ドライバビリティを損なわずに,3気筒運転と6気筒運転を瞬時に切替えられるようになった.本エンジンは,新型モデルINSPIREに搭載されレギュラガソリン仕様ながら184kW(250ps),296Nm(30.2kgm)の高出力,高トルク,超‐低排出ガス基準適合を達成し,10・15モード11.6km/lとクラストップレベルの低燃費(平成22年燃費基準適合)を実現した.

参考文献

  1. (1)Matsuki M., et al.: Development of a Lean Burn Engine with a Variable Valve Timing Mechanism, SAE Paper 960583
  2. (2)松岡英樹,三笠哲雄,根本浩臣:アクティブエンジンマウントの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.15, No. 2, p.209-214(2003)
  3. (3)井上敏郎,高橋彰,箕輪聡,佐野久:エンジンこもり音低減のためのアクティブ騒音制御システムの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.15, No. 2, p.201-208 (2003)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.16 No.1 収録 (85 - 92)

論文PDF

PDF 402KB

引用情報

野口 勝三, 藤原 幹夫, 瀬川 誠, 澤村 和同, 鈴木 茂.
V6 i-VTEC可変シリンダシステムエンジンの開発
Honda R&D Technical Review Vol.16 No.1 pp.(85 - 92)2004.
引用情報をコピー
コピーしました