車いすを利用している下肢障害者が独自で,乗降・走行・停止が可能なプロトタイプの自動二輪車“スーパーエアラ”を開発した.車両が装備すべき機能として,介助なしで車いすから二輪車への乗車・降車ができること,足をまったく使わずに発進・操縦・停車が可能なこと,介助なしで車いすを車両に積載できることなどを考慮した.さらに,乗り降りに用いる車高調整機構,転倒防止のためのアウトリガーやガス圧式エマージェンシースタンドを備えている.鈴鹿および茂木のサーキットで実走行した結果,装備機能の動作は許容レベルであることが確認された.
Honda R&D Technical Review Vol.16 No.1 収録 (21 - 28)