複数モータの時分割PWM制御技術

要旨

ハイブリット自動車など,複数のモータを必要とする用途が増えている.モータ数の増加によるシステムの大型化を解決する手法として,複数モータを同時に駆動できる多出力インバータがある.本論は,時分割PWM制御を多出力多段インバータに適用し,その制御成立性を検証すると共に,電力損失特性を明確にしている.その結果,複数のモータに供給される電圧の総和が電源電圧を超えない範囲で,従来方式の独立型インバータと同等の出力電流制御特性が得られること,多段方式には導通電圧特性の良いスイッチング素子が効率改善に有効となることを明らかにした.

参考文献

  1. (1)木村裕太,日爪基喜,松瀬貢規:5レグインバータによる2台のPMSMの独立制御ベクトル制御と拡張2アーム変調,平成17年電気学会全国大会,p.147(2005)
  2. (2)岡和夫,日爪基喜,木村裕太,野沢裕介,松瀬貢規:5レグインバータの電圧利用率改善法,平成17年電気学会産業応用部門大会,I-75-I-78(2005)
  3. (3)小南勉,藤本康孝:2台のPM モータを独立制御可能な9スイッチングインバータの提案,平成18年電気学会産業応用部門大会,I-187 – I-190(2006)
  4. (4)小南勉,藤本康孝:n 個の負荷を独立制御可能なインバータの提案,平成19年電気学会産業応用部門大会,I-285 – I-288(2007)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.20 No.2 収録 (128 - 133)

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引用情報

黒川 学.
複数モータの時分割PWM制御技術
Honda R&D Technical Review Vol.20 No.2 pp.(128 - 133)2008.
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