外装用フィルム加飾技術

要旨

最表層にUV硬化型のクリア層を有し,真空貼合工法で部品へ貼合後,UV硬化させるシステムにより,自動車外装用途へ適用可能な金属調意匠加飾フィルムを開発した.ベース層には汎用的なアルミ顔料を用い,塗料粘度と塗工条件を工夫することで金属感を発現させるとともに,表層にエンボス処理をほどこすことで艶消しサテンめっき調などの意匠表現を可能にした.従来の外装用加飾フィルムにくらべて成型時の延伸性と部品状態での表面性能に優れており,金属めっきに対して柔軟性を有するなどの特徴を持つ.このフィルムを新型Acura TSXのフロントグリルに採用した.

参考文献

  1. (1)笠原浩:有機廃棄処理システム,環境対応型表面処理技術,テクノシステム,p.389-392(2005)
  2. (2)仲村太一:プラスチックメタライジング技術と環境対応,環境対応型表面処理技術,テクノシステム,p.571-575(2005)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.20 No.1 収録 (56 - 60)

論文PDF

PDF 85KB

引用情報

大金 仁.
外装用フィルム加飾技術
Honda R&D Technical Review Vol.20 No.1 pp.(56 - 60)2008.
引用情報をコピー
コピーしました