Honda ASV-3の紹介(乗用車)

要旨

Hondaは,国土交通省が提唱した国家プロジェクトである第3期先進安全自動車(ASV-3)に第1,2期に引き続き参画した.第3期においてHondaは事故分析結果に基づき,ドライバから見えにくい,見えない事象による事故類型に着目し,“ぶつからない”,“事故被害を軽減する”,“助ける”という三つを基本コンセプトとした.さらに,これらに沿って関連する技術群を整理した.Honda ASV-3のシステムにおいては,第1,2期において開発した運転支援システムへ近年のセンサおよび車体制御技術の進化を適用した.これらに加え,車車間通信技術を利用したシステムおよび事故後の救命活動を支援するシステムの開発をおこない,対応可能な事故類型の拡大を目指した.これらのシステムを搭載した実験車両を製作し,将来安全技術の提案をおこなった.

参考文献

  1. (1)国土交通省先進安全自動車(ASV)推進検討会パンフレット:先進安全自動車(ASV)情報交換型運転支援システム(2005)
  2. (2)国土交通省ASV推進検討会パンフレット:先進安全自動車第3期(平成13年度~17年度)(2002)
  3. (3)鶴賀孝廣,中村之信,松田庄平,榎本光司:ホンダASVの紹介,HONDA R&D Technical Review, Vol.8, No.2, p.1-11
  4. (4)技術研究組合走行支援道路システム開発機構(略称:AHS研究組合)編:AHSRA REPORT, VOL.6, p.6-15 (2000)
  5. (5)磯貝徹二:研究報告・平成13年度の研究活動概要,AHSRA REPORT, VOL.11, p.12-15(2002)
  6. (6)浅沼信吉,川合誠,高橋昭夫,辻孝之:ホンダASV-2の紹介(乗用車),HONDA R&D Technical Review, Vol.12, No.2, p.1-8
  7. (7)間下博,古川修,福丸智之,加世山秀樹:体感ブレーキ警報による停止操作支援システムの実験評価,自動車技術会論文集,Vol.33, No.3, p.139-144(2002)
  8. (8)藤原幸弘,大島健一,照田八州志,金星光晴:操舵による障害物回避操作の支援手法,Honda R&D Technical Review, Vol.17, No.2, p.107-114
  9. (9)ホンダホームページ:先進安全研究車「ASV-3」を完成http://www.honda.co.jp/news/2005/4050902.html

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.18 No.2 収録 (6 - 12)

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引用情報

加世山 秀樹, 浅沼 信吉, 石田 真之助, 間下 博.
Honda ASV-3の紹介(乗用車)
Honda R&D Technical Review Vol.18 No.2 pp.(6 - 12)2006.
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