要旨
自動車塗装の意匠性向上を目的として,高輝度を有するシルバーメタリック塗料技術を開発した.高輝度を有する塗装は一部の車両に適用されているが,特殊な顔料の適用や複雑な塗装工程設定が必要なため,大量生産には不向きであった.本技術では,下層への溶媒浸透により光輝顔料を最適に配向させる塗料特性を見出すことによって,現状適用されている顔料および,量産塗装工程を用いて高い意匠を達成した.これにより,従来のシルバーメタリック塗色に比べ,2倍の光輝性と顔料粒子が見えない意匠が得られた.
参考文献
- (1)大村匡弘,永野裕幸,中尾泰志:超金属超ボディカラートヨタ・ソアラ向け「コスモシルバー」の開発,塗料の研究,No.140, p.20-28(2003)
- (2)渡邉健太郎,横山博志,山中雅彦,太田資良,益子治,越川惠子,齋藤智好:金属調シルバーの開発,塗装工学,Vol.39, p.366-345(2004)
- (3)橋詰良樹,長野圭太:色をつくる(3) アルミニウム顔料の最近の開発動向,塗装工学,Vol.39, p.63-75(2004)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.18 No.1 収録 (166 - 171)
論文PDF
PDF 305KB
引用情報
小川 剛志, 居原 理, 能見 恵美, 倉田 祐介.
高輝度シルバーメタリック塗装の開発
Honda R&D Technical Review Vol.18 No.1 pp.(166 - 171)2006.
引用情報をコピー
コピーしました