カセットガス発電機「エネポ」の開発

要旨

燃料にカセットボンベを用いることで取扱いや保管を容易にするとともに,発電機になじみのなかった人達でも扱いやすい発電機を開発し,ホームユースを中心に新たな市場開拓を目指した.外観はスリムな縦長フォルムとすることで,操作性の向上や設置面積最小化による保管の自由度の向上を図った.さらにはハンドルの最適化によるけん引性の向上を図り,ホームユーザが使いやすい機能的なデザインとした.ボンベは二本仕様とすることで連続運転時間一時間以上を確保するとともに,ボンベ間の燃料の逆流を防止する構造を設定した.また,ボンベを誤装填しないための機構,本機傾斜時のエンジン停止システム,横置き後の始動時に白煙発生を防止する外部ブリーザ構造も採用した.さらに,取扱い性に配慮した商品性向上技術として,ホイールやハンドルを標準装備して持ち運びを容易にするとともに,チョークの廃止,燃料バルブ連動エンジンスイッチの採用により,始動操作をシンプルにした.

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Honda R&D Technical Review Vol.22 No.2 収録 (20 - 27)

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飯田 道博, 前田 譲治, 笹嶋 剛, 藤沼 正訓, 深野 純.
カセットガス発電機「エネポ」の開発
Honda R&D Technical Review Vol.22 No.2 pp.(20 - 27)2010.
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