要旨
低燃費性能を達成しつつ,走る楽しさを際立たせた世界初のトルクコンバータ付8速デュアルクラッチトランスミッションを開発した.トルクコンバータの採用による力強くスムーズな発進,ドライブラインの低慣性化による素早い変速,多段クロスレシオ化によるリズミカルで途切れない加速などスポーティな走り感の創出をおこなった.また,ワイドレンジ化やフリクション低減などにより従来の5速オートマチックトランスミッションに対し,15%の動力性能向上と8%の燃費性能向上を達成した.全段共用ギヤ列,独自の2重管構造,超偏平トルクコンバータなどの採用で,サイズや重量を従来の同クラス用5速オートマチックトランスミッションと同等に抑えると同時に,多段化を実現した.
参考文献
- (1) 岡本雅之,寺山哲,森本茂:安定性と応答性を両立させたCVT発進クラッチの油圧制御技術,Honda R&D Technical Review, Vol.19, No.1, p.79-85
- (2) 河合則和,太田浩司,政岡泰行,小西弘順,小林平典:SPORTS HYBRID i-DCD用7速デュアルクラッチトランスミッションの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.26, No.1, p.27-32
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掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.26 No.2 収録 (119 - 125)
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引用情報
町田 昭二, 八木 紀幸, 宮田 和典, 貞清 雅行, 尾梶 智哉, 山根 伴紀.
中型車用トルクコンバータ付8速DCTの開発
Honda R&D Technical Review Vol.26 No.2 pp.(119 - 125)2014.
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