要旨
従来の小型車用CVTに対して軽量,高効率な新CVTを開発し,2014年モデルFITに搭載した.許容トルク容量を1.8 Lエンジンクラスまで拡大し,より多くの機種へ適用可能とした.またレシオレンジの拡大および伝達効率の向上により,燃費とドライバビリティを改善した.油圧制御機能部品の集約とケース構成部品点数の削減を構造変更としておこなった.さらに新CVTフルードによるプーリ側圧低減により,プーリの小型軽量化をおこなった.これらにより約10% の軽量化を実現した.またパワートレイン協調制御の改良とCVT変速制御の改善をおこない,従来モデルよりリニアな加速フィーリングが得られた.
参考文献
- (1) 大薗耕平,青木隆:全電子制御金属CVTの開発,HONDA R&D Technical Review, Vol.8, p.21-33
- (2) 太田庄次,國井久史,角誠,藤本修一,山口徹朗:ハイブリッドカー「インサイト」用コンパクトCVTの開発,HONDA R&D Technical Review, Vol.12, No.2, p.61-70
- (3) 角誠,國井久史,藤本修一,一條秀治,長谷川隆,福島幸彦:フィット用新CVTの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.14, No.2, p.67-76
- (4) 佐藤洋一,浦野純司,大橋章人,佐久間信次,山口正明:新型Odyssey用CVTの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.16, No.2, p.87-94
- (5) 鹿子木健,小西康一:軽自動車用新型CVT の開発及び 制御概要,自動車技術会学術講演会前刷集,No.146-12, p.1-4(2012)
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掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.26 No.1 収録 (40 - 45)
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引用情報
神田 知幸, 戸塚 博彦, 大沼 正志, 首藤 憲正, 平田 智宏, 小形 卯京.
グローバル小型車用新CVTの開発
Honda R&D Technical Review Vol.26 No.1 pp.(40 - 45)2014.
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