2014年モデルFITに搭載のSPORT HYBRID i-DCD用Intelligent Power Unitを開発した.Intelligent Power Unitを構成するバッテリとPower Control Unit を平置き配置とすることで低全高化を達成するとともに,フレームおよび冷却ダクト構造の見直しにより小型,軽量化を実現した.SPORT HYBRID用に開発した高出力,大容量なリチウムイオンバッテリの採用により,従来モデルに対してエネルギー量で1.5倍の性能を達成した.さらに,Intelligent Power Unitの体積を従来モデルに対して23%低減することで,エネルギー密度としては2倍に向上した.低全高Intelligent Power Unitの実現により,トランクタイヤパンの容積の小さい4WDに対しても2WDと共用化したIntelligent Power Unitの搭載を可能としつつ,荷室高さの上昇を抑え実用上十分な荷室容量を確保した.
Honda R&D Technical Review Vol.26 No.1 収録 (22 - 26)