要旨
量産車開発の性能設計技術を応用し,サーキット走行でのラップタイムのシミュレーション技術を構築した.量産車のモデルベース開発において使用されているデータを活用して車両モデルを作成し,そこに走行条件と路面条件をモデル化して組み合わせることで,ラップタイムの計算時間を短縮した.走行ラインについては正円弧と全緩和曲線の二つのモデルで規定することにより,すべての駆動方式の量産車について性能設計に適用できるようにした.この結果,量産車開発の性能設計において,サーキット走行でのラップタイムを仕様検討の対象項目として扱うことが可能になった.本技術を新型NSXの開発やCIVIC TYPE Rの開発において仕様検討に活用し,その考え方の妥当性と有用性を検証した.
参考文献
- (1) 豊島貴行,松澤俊明,遠藤喜章,伊藤憲悟,高野広喜,牛村智也:量産車のMBDにおけるシャシ性能設計技術の構築,Honda R&D Technical Review, Vol. 29, No. 1, p. 49-58
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著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.29 No.2 収録 (118 - 126)
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引用情報
豊島 貴行, 松澤 俊明, 牛村 智也.
量産車開発の性能設計におけるラップタイムシミュレーション技術
Honda R&D Technical Review Vol.29 No.2 pp.(118 - 126)2017.
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