CBR250RRは,新たな250 ccスーパースポーツモデルとして開発された.このモデルは,250 cc以上のモーターサイクル市場が活性化しているインドネシアと,250 ccクラスが定着した日本をターゲットとした.このモデルをデザインするにあたり,大型モーターサイクルに見劣りしない存在感と仕様,装備によって「魅せるスタイリング」「魅せる装備」「魅せるパフォーマンス」を基本コンセプトとした.このコンセプトのもと,スタイリングデザインにおいては「Speed Shape」というキーワードを設定した.その実現のために,開発の早い段階からデザインチームと車両開発チームがともに検討を重ね,基本骨格のレイアウトからデザインした.また,カラーリングにおいても「魅せる」をコンセプトの根幹に据え,個性を持った5タイプのラインナップで,さまざまなお客様の嗜好にこたえた.これらスタイリングデザインとカラーリングにより「魅せるスタイリング」という所期のデザイン目標を達成した.
Honda R&D Technical Review Vol.29 No.2 収録 (1 - 18)