• Home
  • 論文一覧
  • フューエルインジェクションエンジン搭載インバータ発電機の開発

フューエルインジェクションエンジン搭載インバータ発電機の開発

要旨

5.5 kVAクラス世界トップレベルのコンパクト性と静粛性で定評のある発電機EU6500isをベースに,バックアップ電源としての価値をさらに高めたEU7000isを開発した.外的要因によらず最適なエンジンの空燃比を制御可能なフューエルインジェクションシステムを採用し,現行モデルに対し22%の燃費向上を達成した.インジェクタとスロットルボデーの一体化により,コンパクト性を維持しつつ,大気圧センサおよび吸気温度センサをジェネレータコントロールユニットの基板上へ実装することや各種センサの削減およびシンプル化を実施することで,コストアップミニマムで発電機用フューエルインジェクションシステムを構築した.このフューエルインジェクションシステムの採用により,無給油で12時間連続運転を可能とした.また,電源回路の変更とジェネレータコントロールユニットの最低動作電圧を下げることでバッテリレスでのリコイルスタータ始動を可能とした.さらに,インバータの高効率化と点火時期の最適化により最大出力を6500 VAから7000 VAまで向上させた.これにより,起動時に大きな電力を必要とするエアコン等のモータ負荷に対応可能となり,さらなる発電機用途の拡大につながった.

参考文献

  1. (1) 田中良男,小野寺泰洋,岡部格,伊藤隆司:インバータ発電機「EU6500is」の低騒音・軽量化技術,Honda R&D Technical Review, Vol.19, No.2, p.37-43
  2. (2) 赤松俊二,上田稔,林徹,大内勝博:小型二輪車用統合型フューエルインジェクションシステムの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.17, No.2, p.1-7

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.27 No.1 収録 (24 - 29)

論文PDF

PDF 1.6MB

引用情報

齋藤 茂, 小野寺 泰洋, 橋爪 崇, 布川 剛史.
フューエルインジェクションエンジン搭載インバータ発電機の開発
Honda R&D Technical Review Vol.27 No.1 pp.(24 - 29)2015.
引用情報をコピー
コピーしました